幻想生物相

龍の子供が見ている世界を聞き取り情報公開していくブログです。

動物に龍は見えるのか?

大部分の人間は、龍を直接視覚で捉えることはできないと思います。私はできません。なので、今そこに小龍ちゃんがいるかどうかは、呼び掛けて振り子の反応を見ないと確認できません。

ところで、猫は何もない一点を見つめていることがある……など言いますよね。人間に見えていない何かがそこにいるのか、などという憶測を呼ぶことも。
もしかしたら、龍も人間以外の動物には見えているのでは?

結論から言うと、人間以外の動物は『基本的に龍の存在は分かる』ようです。
ただし、どうも物理的な生物として姿が見えているのとも違うようで、際立った気配がそこにいるのを感じている、というのが近いようです。
なので、強大な神様などの気配が龍の気配より勝っている場合は気付けないようです。ある神社のお社内で飼われている猫に会いましたが、その子は同行していた黒鉄ちゃんに気付かなかったようです。

ちなみに龍は動物の心も分かります。しかし、どの動物も一律に読み取れるというのではなく、龍の種族と動物種の相性があるようです。
黒龍は地面の上に生きる動物の心が分かりやすく、逆に水の世界の生き物の心は地上の動物に比べると分かりにくい(読み取ること自体はできる)らしいです。
これは生物としての分類よりもどの世界に属しているかが関わるようで、例えばリクガメもウミガメも亀には違いませんが、黒龍の場合はリクガメの心の方が分かりやすいらしいです。
逆に青龍からすると水中の生物の心の方が分かりやすいようですが、黒龍以外とお話したことがないため、他種の感じ方についての詳細は分かりませんでした。
虫など人間から掛け離れた生物の心も分かりますが、唯一、クラゲの心は全く分からなかったそうです(黒曜ちゃんの場合)。節足動物と哺乳類のように全く生物種として異なる場合でも、上記の通りそこは分かりやすさに差をつける要因にはならず、その種がどの世界に生きているかが心の伝わりやすさに重要になります。
植物、キノコなどの心も分かります。植物の場合、どれくらいの間生きているかが分かりやすさに関わるらしく、長年生きた大木の意識は明晰に受け取れ、道端の雑草の気持ちは分かりにくいようです。

また、あくまで確認できた範囲でですが、動物の龍に対する反応は『怖がる』か『無視する』が多く、友達になるのは難しいようです。