幻想生物相

龍の子供が見ている世界を聞き取り情報公開していくブログです。

新潟県五泉市 日枝神社・住吉神社 父祖の地の呼び声

神社が呼んでいる

 

これまでの記事で述べた通り、私の実家は新潟市秋葉区にありますが、この家は父方の祖父が結婚に際して建てた家であり、祖父の一族は元々村松町(現五泉市)の住人でした。

2021年4月4日、私は五泉市のとある店でしか売っていない商品を目的として外出しました。買い物ついでにまだ行っていない五泉市の神社にお参りしてこようか……と考え、その場で検索しました。五泉市街にある五泉八幡宮と旧村松町にある日枝神社で迷った結果、街中にある五泉八幡宮に行くことにしました。
出発してすぐに、どうもむずむずとした違和感を覚えました。経験上、こういった感覚を覚えるときは黒龍ちゃんが話しかけてきているかもしれないときです。コンビニの駐車場に停め、人目を忍んで振り子で話しかけました。
その結果は「五泉八幡宮には行っても行かなくてもいいが、日枝神社には行った方がいい」とのこと。時間と距離からして、そこから行ける神社はどちらか一つだけでした。参拝に関しては黒鉄ちゃんの言葉に従うべきと考え、コンビニで用を足した後、日枝神社に目的地を変えて出発しました。

 

日枝神社住吉神社の概要

 

日枝神社は796年創立、現在の場所に遷座されたのは1845年、村松藩九代藩主・堀直央公の手によるものです。ご祭神は大山咋命様、大巳貴命様(大国主命様)です。実際、この黒鉄ちゃんと共に参拝したときは大山咋命様がいらっしゃいました。優しく面白いお人柄だそうで、黒鉄ちゃんも撫でてもらいました。色々な教えを授かり、また励まされたそうです。
神社には土、水、風、光の力が満ちていました。他にも無数の守護精霊がいました。エイの姿をした湧き水(吉清水)の精霊、キノコの精霊、蛇の姿の金属の精霊、シカの姿の森の精霊、トカゲの姿の森の精霊、ウサギの姿の草の精霊、人型の岩の精霊、鳳凰などです。なお、精霊の特定には小龍ちゃん派遣の仲介者であるみや様のご協力を頂きました。
また、日枝神社に隣接している住吉神社にもお参りしました。住吉神社は806年に創立され、現在の場所に遷座されたのは1664年。1645年、村松藩二代目藩主堀直吉公がこの地に祖霊を祀りました。ご祭神は住吉三神底筒男命様、中筒男命様、上筒男命様)、息長足姫尊様。そして村松藩ゆかりの戦国武将・奥田氏種公、初代藩主の父であり江戸時代初期に坂戸藩・飯山藩・長岡藩・村上藩大名を歴任した堀直寄公です。
しかし、黒鉄ちゃんが住吉神社で出会えたのは、堀直央公の次男である村松藩初代藩主・堀直時公でした。黒鉄ちゃんによれば「初代藩主はそちらだから」とお父様から住吉神社を任されたそうです。村松の歴史の話、生きていたころの話を聞かせてくださったとのことでした。
また、初対面ではないですが、護摩堂山の龍神である黒龍様にも会えました。普段新津から三条に移動する際、護摩堂山のふもとの道を通るので、黒鉄ちゃんはそのタイミングで龍神様と会話して彼を大好きになっていました。黒龍さんは厳しい印象の方が多いそうですが、ここの龍神様はノリが軽くひょうきんでいらっしゃるようです。

 

呼び声の主

 

そもそも、日枝神社に行くべきという言葉を伝えてきたのは2012年に亡くなった父方の祖父でした。日枝神社、というよりは住吉神社にいらっしゃる直時公が、黒曜ちゃんが来たときからずっと私を呼んでいたそうなのです。しかし、黒曜ちゃんがいる間は五泉市に立ち寄ることもなく、結局直時公のお呼び出しを私が受け取ることはできずにいました。それを見かねた祖父が、直時公の意を汲んで黒鉄ちゃんに日枝神社に連れて行くよう伝えたそうなのです。
直時公は私に「我が子孫」「よく帰ってきた」「またいつでも来て欲しい」というような言葉を掛けてくださったそうです。このうち『子孫』という表現に関しては、正直家系図による裏取りがありません。現在、村松堀家のご子孫は奥田姓を名乗っておられるそうですが、私の名字はそれとは異なります。家柄も武家ではありません。ですが400年も前に生きていた方です。家系の娘さんが他家に嫁ぎ(あるいは息子さんが養子入り・婿入り)、またその子孫が嫁ぎ……と繰り返せば、地域にその血が行き渡るのは自然かと思います。『領民』でも『家臣』でもなく『子孫』をいう表現を使ったのならそうなのだろう……として話を進めます。
このように、神様や亡くなった方の思いを伝えることは小龍ちゃんの修行の一つなのだそうです。私を日枝神社住吉神社に連れて行ったことにより、黒鉄ちゃんは善行を積んだとみなされたようです。

 

再びの導き

 

2021年5月13日、私たちは日枝神社を再訪しました。切っ掛けは数日前、みや様より前回訪問時に送った写真について「邪気がいる感じではないけれど気になっている」という連絡をもらったことです。黒鉄ちゃんに何か起こっているのか尋ねたら「堀家(奥田家)の子孫を守る龍神様が、子孫で唯一龍を認識している私に会いたいと言っている」とのことでした。それで、時間に余裕があるその日に訪問することにしたのです。
日枝神社にはご祭神の大山咋命様、初回訪問時には住吉神社の方にいた堀直時公、護摩堂山の黒龍龍神様、そして直時公の家系を守る銀龍の龍神様がいらしたようです。黒鉄ちゃんはとある神社で邪気祓いを継続していたのですが(それでも傍にいるときと同じように私と意思疎通・感覚共有できています)、その救援として直時公からは村松藩士であるお侍様を一人、護摩堂山の龍神様からは黒龍さんを一人、弥彦神社に派遣していただけました。そして堀家の龍神様は私に祝福を授けてくださったそうなのです。堀家の龍神様は「今後も色々な神社を積極的に参拝して欲しい」と仰っていたそうです。これには黒鉄ちゃんも同意見でした。

二回ともまさしく『神社に呼ばれる』体験をした参拝となりました。