幻想生物相

龍の子供が見ている世界を聞き取り情報公開していくブログです。

新潟県三条市三条八幡宮 街に重なる二つの世界を支える神社

先日の記事で、三条八幡宮にいらっしゃる紅龍様の経歴をご紹介したところ、紅龍様から黒鉄ちゃんに伝言があったそうです。
「紹介してくれてありがとう。三条の全てを愛しているとみんなに伝えてくれ」……だそうでした。伝えて欲しいとのご依頼なので、ブログにて報告しますね。
そして同時に、こちらの紅龍様と共に神社を守ってらっしゃる天狗様から「俺のことも紹介してくれ」とのお言葉を頂いたそうです。せっかくなので、この機会に三条八幡宮の霊的なシステムなどについても色々聞き取らせていただきましたので情報公開します。

 

三条八幡宮の概要

 

三条八幡宮は885年、石清水八幡宮の神様の分霊を八幡山に勧請し創設されたと言われており、現在の場所に遷座したのは1599年です。ご祭神は誉田別尊様、気長足姫命様、比売大神様です。
常日頃、この神社は誉田別尊様の命を受けた霊的存在が常駐し、霊的な面で管理しています。紅龍の龍神様と赤天狗様です。代理の管理者として指定されている神はこのお二方ですが、誉田別尊様直属の二人のニホンオオカミさんたちが補助として所属しています。そしてつい先日の夏至の日、誉田別尊様の手により鋼(金属)龍の赤ちゃんが誕生し、三条八幡宮に所属する方々により育てられています。
土地のエネルギーの質としては火と金(金属、五行の金)の属性が同等に備わっています。今年の夏至に生み出されたのは鋼の龍ですが、紅龍も生まれることができる土地です。金の属性を持つ土地が珍しい訳ではないですが、鋼の龍が生まれる土地は希少であるようです。
三条八幡宮産土神社にも鎮守神社にもなり得て、その範囲は一致しています。具体的には、住所に旭町、荒町、井栗、石上、居島、一ノ門、大島、大野畑、篭場、嘉坪川、上須頃、北新保、北四日町、興野、桜木町、下須頃、新保、神明町、条南町、直江町、須頃、諏訪、塚野目、月岡、鶴田、西裏館、西大崎、西本成寺、西四日町、八幡町、林町、東裏館、東大崎東三条、東新保、東本成寺、本町、曲渕、三竹、南新保、南四日町、元町、四日町とつく土地です。抜けがあるかとは思いますが、このあたりの範囲の内側に収まる土地は一覧から名前が漏れていても三条八幡宮の管轄だと考えていいです。
紅龍様はこの範囲を守護する龍神、赤天狗様はこの範囲の土地の主です。これまでの土地の紹介文では『○○山の主』といった表現で土地の主の存在に触れることが多かったですが、当然山に限らず平地、人間の住む領域にも霊的な土地の主はいます。

 

三条八幡宮を守る方々

 

まず、龍神である紅龍様に関しては、前回の記事でも生い立ちをご紹介しましたが、こちらでも流れを再掲載します。
1945年8月1日生まれ、この記事を書いている時点では75歳。男性です。悪いものを滅する攻撃力と青紫の炎による結界の力に秀でておられます。そもそも紅龍は攻撃力が高い傾向はありますが、彼は特別強力です。一番得意なのは結界の術であるようです。
三条市加茂市(現在の市域)に跨る粟ヶ岳生まれで故郷として誇っているのは旧下田村だそうです。長岡大空襲で被害を負った長岡を中心に日本を癒し活気で満たす使命と共に生まれました。
1978年、33歳の時に当時の三条八幡宮龍神様から後継者になるよう打診を受けました。向上心に燃えてらした紅龍様は快諾し、その後12年間、龍神に相応しい力をつけるため、粟ヶ岳の黒龍龍神夫妻の下で修業しました。そして1990年、戸隠神社九頭龍大神様の下へと修行に向かう先代様と入れ替えで今の地位に就きました。
熱血漢で優しく、とてもユーモアがあり、周りを笑わせる方だそうです。周囲に住む龍、精霊といった霊的存在から慕われている、とても頼り甲斐のあるお方です。

 

そして、土地の主である赤天狗様についても非常に詳しいお話が聞けました。まず、お名前は『粟ヶ岳 快丸(あわがたけ かいまる)』様。名前の通り粟ヶ岳の出身ですが、単に出身地を姓として転用しているのではなく、粟ヶ岳家という赤天狗族の名家のご当主なのです。
1970年1月1日生まれの男性で51歳。見た目の年齢感も人間の51歳と同じと考えて良く、身長180㎝、スレンダーで整った格好良さの紳士です。種族の特徴である赤い肌以外は翼などの人間と異なるパーツはありません。白い髪(白髪化したのではなく元々の色です)を短く整えオールバックにしており、目は金色。赤、金、白からなる山伏、修験者のような装束姿ですがこれは仕事着であり、後述するご自身のお屋敷では着物と羽織(様々な色の着物を普段着として利用しています)でくつろいでらっしゃるようです。
豪放磊落で親分肌で、なおかつ気安いお方です。この方も地域の霊的存在から非常に慕われています。紅龍様とは非常に気が合い、仲の良い相棒です。快丸様はお酒が好きで、ご自宅では三条市の地酒を飲んでいらっしゃるそうです。口調は典型的な新潟弁(厳密には下田村で話される方言と同じ)なおかつ砕けた感じ。趣味は囲碁・将棋を打つことです。ご自宅には新潟で放送されている番組が映るテレビがあり、野球・相撲・囲碁・将棋の観戦を好みます。

 

ここで、快丸様の種族である『赤天狗族』についての説明です。種族名に天狗とつく存在はたくさんいますが、特徴はそれぞれ全く異なります。赤天狗の場合、そこに存在するだけで山の気を正しく循環させる礎になるのが特徴といえます。
赤天狗は人間と同じように両親から生まれます。龍のように神様が直接生み出したり自然発生することはありません。男女の営みによって子を為し、十月十日の妊娠期間を経て出産します。そして150年の時を生きます。個性も人間がそうであるように様々です。
寿命の長さはともかく、こう書くと本当に人間と同じように感じられるかと思います。実際、考え方や感じ方も霊的存在の中では人間に近いようです。しかし彼らは霊的存在であるため、人間の実態と異なる部分も多々あります。
まず、寿命150年と言うのは人間の寿命のような『そこまで生きたら長生き』という指標ではなく『150歳の誕生日、出生時間と同時刻に必ず死亡=消滅する』という意味です。快丸様の場合は2120年1月1日までの命と確定しています。天狗、ひいては妖怪・妖精などの全てがこういう寿命の形なのではありません。例えば烏天狗の場合、寿命は約800年のようですが、人間のように実際の死亡年齢には差が出ます。800歳まで生きれば十分長生き、ということです。
青天狗族、黒天狗族というのもいるそうですが、彼らとの違いは肌の色だけで、寿命の概念も全く同じ、150年間の命らしいです。他にもこういう寿命の存在はいるらしいですが、黒鉄ちゃんによれば「どんな種族がそうなのか、言っても伝わらない(言えない、ではない)」とのことです。
命日が確定しているのは怖くないのかな? と思ったのですが、快丸様によれば「覚悟や身辺整理ができるので良い。人間みたいにいつ死ぬか分からないほうが怖い」だそうです。
霊的存在なので、男女の交わりで産まれると言っても彼らに精子卵子といったものは備わっていません。従って排卵期を見切らないと妊娠に繋がらないとか、不妊の体質とかは存在しないそうです。子供を作ろうという合意のもとに行為をすれば必ず授かります。合意がなければ授かりませんが、そもそも性欲が存在しないため、子供を作る目的がなければそういう行為はしないようです。何人でも無限に産めるのではなく、両親ともに十分なエネルギーを蓄えていないと子作りはできません。しかし閉経などの概念もないので、出産までの寿命が残っていれば149歳でも妊娠できます。しかし遺される子供の事を思い、そういった極端な年齢での子作りはしないそうです。
加齢のスピードも人間と同じです。しかし80歳程度で外見上の老化は停止するようです。また病気になることもありませんし、死産・流産や出産時・産後に母親が死亡することもないようです。しかし絶対に150歳まで死なない訳ではなく、鬼などに捕食される等、外的要因のために寿命を全うできないケースはあります。

 

家族を作って世代交代する種族であるので、快丸様にも奥方様とお嬢様がいらっしゃいます。奥方様の年齢は非公開(女性の年齢を暴こうとするとは何事だ、とのことです)ですが、幼馴染同士の恋愛結婚です。粟ヶ岳家に政略結婚はないので、代々ご自身で選んだお相手と結ばれています。黒い髪と目をお持ちです。上品でお淑やか、優しく温かい女性です。
お嬢様は2005年生まれ、16歳です。真面目で潔癖なところがあり、向学心があります。お母様譲りの黒髪、お父様譲りの金の目を併せ持っています。眼鏡をかけてらっしゃいますが、赤天狗は近視、遠視、弱視などにはなりません。彼女の眼鏡は自然の気の流れをより精密に捉えるための自作の道具です。発明が得意なお方です。お二人のお名前は個人情報のため非公開です(黒鉄ちゃんも知りません)。「妻も娘も、美しく気立てが良い最高の女性だ」というのが、快丸様が是非伝えたいメッセージの一つのようです。
三条八幡宮の天狗神、即ち三条市街の霊的な主の座は世襲制です。代々粟ヶ岳家の当主が継承しています。第一子が性別問わず、40歳になった時に継承します。即ち、快丸様は2010年1月1日にこの座を継承し、また2045年にお嬢様に三条八幡宮を引き継いでもらいます。2010年まで当主であったお父様は隠居し、お母様(お父様にとっての奥方様)と共に守門岳にお屋敷を築いてそこでお過ごしになっています。
長らく三人家族で過ごしていましたが、今年7月7日、奥方様が第二子をご懐妊されました。元々二人目の子供が欲しいとご夫妻共に考えており、お嬢様も弟・妹を欲しがっておられました。しかし、世界の気の流れが悪く、なかなか子作りに必要なエネルギーが得られずにいました。
しかし、今年の夏至、6月21日に弥彦神社に双子の龍が産まれたことで状況が変わりました。この龍の赤ちゃんは弥彦神社のみならず越後全土に守りと癒しの力をもたらしているので、三条にもその良い影響が届きました。ご夫妻も子作りに足るエネルギーを得ることができ、7月7日に子供を授かりました。
出産日も妊娠と同時に確定します。2022年5月5日に第二子が誕生します。誕生まで性別は分かりません。人間の妊婦のように、赤ちゃんが育つに従いお腹が大きくなってきます。赤天狗族は節句、二十四節季、月の初め、雑節といった、区切りの良い日付が誕生日になるように計算して子作りするしきたりがあるそうです。端午の節句生まれとなること自体に子供の性質への影響はありません。ここが龍と異なる点で、龍は込められた神様の力だけでなく生まれた日(卵のような、完全に龍が形作られる前の力の塊である段階はありますが、能力はそこから生まれ出た日の影響を受けます)の月や太陽の状態などが能力に影響します。夏至生まれは太陽の守りの力、七夕生まれは天の川=銀河の星を読んで予知能力を発揮する、などの特徴が生じます。これは龍の特性です。
粟ヶ岳、旧下田村の領域のどこかに、代々の住処である立派なお屋敷(当然ながら霊的な存在なので目に見えません)を構えており、快丸様もそこから出勤しています。彼の勤務形態については後述します。下田村に故郷としての愛着を抱いておられます。「守護しているのは三条の街だが、下田をいつまでも変わらず愛している」と快丸様が仰っていたそうです。
龍と違い、赤天狗族に種族固定の属性はありませんが、快丸様個人は三条八幡宮の気と同じく、火と金の力を同等に持っています。三条八幡宮とリンクした一族であるため、そういった体質に生まれつくそうです。

 

誉田別尊様直属のニホンオオカミ二人は兄弟で、200年ほど前に粟ヶ岳に生きていました。お兄さんが「ワケ」さん、弟さんが「ウケ」さんです。この名は1960年、誉田別尊様からスカウトされて三条八幡宮に着任した時に、誉田別尊様から与えられた名前で、それまで名前はなかったそうです。つまり、この二人が年齢的にも勤続年数的にも一番のベテランということですね。それでも神社に所属する霊的存在達は皆対等の関係です。
ちなみに紅龍様に名前はありません。人間や他種の霊的存在と付き合いがある龍でもない限り、龍は名前を持たないのが普通だそうです。ただし神様から名前を授けられるケースもあります。
兄弟狼は早くに母や他の兄弟を亡くし二人で生きていました。その姿を、黒曜ちゃんも修行でお世話になっている黒龍龍神様ご夫妻も気に掛けていたようです。龍神様ご夫妻は山の全ての生命を愛していますが、この兄弟の不幸な境遇には特別同情してらしたそうです。
兄弟が5歳の時、兄弟揃って怪我を負ってしまいます。この状態では狩りができず、死を待つのみに等しい状態でした。彷徨ううちに新鮮な動物の死体を見つけましたが、お兄さんはその食事を弟さんに譲り、その結果弟さんより早く衰弱死してしまいました。弟さんもその後生き永らえることはできませんでした。
兄弟の魂を龍神様の奥方様が救い上げ、守護精霊として山に留めました。そして「これからは私を母親と思いな」と声を掛けたそうです。生きた動物は龍の確固たる声は聞こえませんが、二人は愛に満ちた視線を生前から感じていました。そして魂だけの存在となったことで、愛を与えてくれた存在と対等に語らえるようになったのです。二人は龍神様ご夫妻に深く感謝し、敬愛の念を強く抱き続けています。
その後は粟ヶ岳に出現する悪霊や邪気を狩って山を守る生活を送っていました。その功績を誉田別尊様に認められて、1960年、三条八幡宮の守護者兼誉田別尊様のお遣いとなったのです。
元は動物霊ですが、守護精霊として活動するうちに、土地の力を吸収したり、山の精霊に力を分け与えられたりした結果、兄弟共に火の力を身に着けました。
お兄さんは明るく陽気、勇敢かつ面白い方で、弟さんは冷静でサポートが得意、思いやりがあり細かな気遣いをしてくださる方です。

 

2021年の夏至(6月21日)に鋼(金属)の龍の赤ちゃんが三条八幡宮に生まれました。この種族は黒鉄ちゃんも戸隠神社と八幡平でしか見たことがない、珍しい存在です。種族の能力としては『守りの力に長けている』『金属製品に祝福(幸運を招くようにする、邪気を祓う力を付与する、結界の起点とするなど効果は色々選べます)を与える』といったものがあるようです。
人懐こく物怖じしない子です。赤ちゃんだからか、今のところ泣き虫な傾向があり強情でもあるようです。神社の大人たち(紅龍様、快丸様、狼兄弟さん)が大好きです。生まれついての使命はなく、特別な修行なども今のところは経験せずのびのびと育っていますが、将来は三条市の金属製品の職人さんの守護につきたいと希望しているそうです。そうなれば、彼が守護する職人さんの作品には、龍の祝福が吹き込まれるようになるでしょう。

 

三条八幡宮のお役目

 

三条八幡宮は、赤天狗の快丸様が人間(人間霊含む)を、紅龍の龍神様が人間以外(動植物、人間霊以外の霊的存在、自然エネルギー)を担当する分業制をとっています。
快丸様の基本業務は参拝者さんのお祈りの受付です。お祈りを精査して、悪意・害意が込められたものを弾き、それ以外を誉田別尊様に届けるべく、伝言役である狼さんに託します。「お祈りは全て受け止めているから、安心していつでも気軽に参拝してくれ」と仰っています。管轄内の人間霊が関わるトラブルの解決も業務の内であり、それに着手している時は勤務時間内(後述します)でも境内におられない場合があります。管轄内に家があるご家族について、亡くなったご家族・ご先祖の思いを生きたご家族に伝達するお仕事もこなします。これに関して「ご先祖様はいつでも愛をもって見守っているから、供養を忘れないで欲しい。あの世とこの世は一体なのだから、あの世から愛を送っている存在に気付いて欲しい」と仰っています。
紅龍様のお仕事は人間・人間霊以外の全ての生命のトラブル解決や悩み相談です。快丸様と同じく、境内の外に出て問題解決にあたられている時もあります。管内の自然エネルギーが正しく働くように調節するお仕事も行っています。管内の霊的存在の誕生・死亡・転出・転入を管理する戸籍係のようなお役目もあります。
狼兄弟さんのお役目は神社と誉田別尊様の間の伝言係です。神社に寄せられたお祈りを誉田別尊様に届け、誉田別尊様のお言葉を神社に届けます。また、三条八幡宮の魔除けも請け負っています。定位置は狛犬の像です。向かって右側にお兄さんのワケさん、向かって左側に弟さんのウケさんが、狛犬像に重なって存在しています。ただし、誉田別尊様のもとに出向いていて留守にしている場合があります。お兄さんのワケさんから「いつでも歓迎するから気軽に参拝してね」とのお言葉がありました。

 

紅龍様・狼兄弟さんは外出する用事がない限り、一年中・一日中境内で過ごしておられますが、快丸様は粟ヶ岳のお屋敷から日の出と共に出勤してきます。そして日の入りと共にお屋敷に帰りご家族との時間や晩酌を楽しみますが、神社には常に意識を向けているので、夜中に参拝される方の思いも逃さず受け止めています。鋼の龍の赤ちゃんは神社で暮らしてはいますが、境内の外に遊びに行くこともしょっちゅうあります。
快丸様も特定の日には神社に泊まり込みます。まずは年末年始、二年参りや初詣に対応するため24時間対応で働きます。12月31日の日の出から1月4日の日の入りまで神社に滞在し続けます。
神社の霊的存在はもう1回、立春も新年の始まりとしてお祝いし、新年の儀式を執り行います。そのため、節分の夜は快丸様も神社で過ごします。お祭りの日も夜通し神社で楽しみます。三条八幡宮の皆様はお祭りが大好きです。人間の活力や楽しむ気持ちが流れ込んできて、神社の霊的存在の方々も癒されます。1月14日夜~1月15日朝の献灯祭、5月14日(宵宮)、15日の三条祭り、8月初旬の三条夏祭りが該当します。
お盆は快丸様の担当である人間霊=ご先祖の霊が戻ってくるので快丸様も神社で一日中働き対応します。8月13日の日の出から8月16日の日の入りまで働き続けます。あの世とこの世の門の開閉を制御し、この世に戻ってくるご先祖様方の受付をします。ご先祖様が現世に滞在するにあたっての掟を破らないかの監視もします。また先程、ご先祖様の思いを生きたご家族に伝えると書きましたが、それでも生者が動かない場合、ご先祖様が戻ってきた機会に快丸様に直訴することができます。それを受けて快丸様が生者の無意識領域に直接介入し、確実にご先祖様の訴えを伝えます。そして閉門時に帰ろうとしないご先祖様を力づくでもあの世に送り返します。春分の日秋分の日も同じ仕事をするため夜通し神社で働きます。
これ以外も緊急事態があればお屋敷に帰らず神社で一晩お仕事をします。黒鉄ちゃんが深く傷つき三条八幡宮で癒していただいた時も、快丸様は夜通し看病してくださいました。お屋敷でくつろいでいても、神社が悪しきものに襲われるなどの緊急事態があれば駆けつけます。

また、三条八幡宮には情報収集のための霊的なテレビ(映る番組は新潟県で放送されているものと同じ)が設置されています。霊的存在のためのテレビはどの神社にも設置されている訳ではなく、神話の神様や龍神様、動物系の霊的存在のみがいる神社には普通は置かれていないらしいです。三条八幡宮のテレビは、生まれた時からテレビがある現代人、新潟県民の一人としての感覚を持つ快丸様が導入しました。

 

神社に所属する方々は皆仲が良く、お互いに敬意を払いつつ陽気に過ごしておられます。人もそれ以外も、地域にとことん寄り添って見守ってくださる温かい神社です。