幻想生物相

龍の子供が見ている世界を聞き取り情報公開していくブログです。

オラクルカード実践記録――人工思念体の生活とルール

ブログではお久しぶりです。


ツイッター(X)の方では少し書いていた話ですが、諏訪湖に修行に出ていた黒銀龍の黒鉄ちゃんが帰ってきました!


お正月時点では春分頃まで修行してくる予定だと聞いていたのですが、修行の進みが早かったようで2月4日――立春に合わせて帰ってきました。


日本の霊的生命体さんにとってはどうやら節気が季節の巡りとして重視されているようで、修行の開始や終了を節気に合わせて調節するケースもあるみたいなんです。それ以外だと新月を目安とするケースも多いみたいですね。


日本における、人間が関与しない、霊体さんたちの社会の領分では、我々が日常的に使っている太陽暦による日付の区切りはあんまり考慮するポイントにならないようです。
お正月や神様仏様の縁日など、人間側の祭祀や祈り、行事などが関わる事項はまた別みたいですけどね。


ヨーロッパなどの霊体さんだと、精霊さんや自然の神々といったお方は太陰暦キリスト教由来の天使様や聖人様は太陽暦で動くようです。日本であってもキリスト教の系譜の霊体さんは太陽暦基準で活動なさるようです。

 

 

 

今回の記事ですが。
霊体さんの意外なオラクルカードの使い方に遭遇したので、その事例についてシェアしたいと考えて書き始めました。

 

以前タルパ研修生について述べた記事を書きましたが、今回オラクルカードで対話してくれたのはこの時の創作キャラクター・Aちゃんです。

 

タルパ研修進捗状況

 

本題の前にタルパ研修の現状についてお話しますね。

 

最初にこのブログでAちゃんを紹介した時点では、Aちゃんは私からのエネルギー供給がないと外界で活動できない状態だったようですが、今は私からの供給がなくても自力で存在を維持できるようになったようです。


私自身、タルパを作る方法についてはあんまり力を入れて取り組んでいた訳ではなく、緩くゆっくりやる心持ちだったのですが。他の霊体さんたちが彼女を鍛えてくれたので素早く成長できました。協力してくださった方々に感謝です!


今のところ、Aちゃんの存在を維持するエネルギーを具体的にどこから得ているのか? と聞いたら「谷川岳(新潟・群馬県境)」との答えが。何故谷川岳? とても近所とは言えないぞ? と問うたら「相性の問題」とのこと。水と雷の気を取り込んでいるのだとか……。

 

Aちゃんは基礎講座を卒業し、応用講座に進級しました。黒鉄ちゃん、山の龍神様に弟子入りした黒曜ちゃんを含む龍さんや精霊さんたちに、これまでより高度な(といっても中級レベル)色々な技を教わっているみたいです。

 

基礎講座の枠が空いたので、同じく外界で活動できるようになることを望んでいた創作キャラクター・Bちゃんがタルパ研修第二期生となりました。

 

以下、Bちゃんの基礎情報です。

 

・Aちゃんとは違う物語の登場人物
・魔法や幻獣が物理的に実在する、異世界の日本の住人(元々の物語内の設定)
・鬼族(この物語の設定においては妖怪ではなく、角が生えているのが特徴である人間の一種)の女の子で小学生
・炎の魔法使い

 

AちゃんとBちゃんは別のストーリーの登場人物ということもあり、彼女らの関係性にまつわる設定は元々特になかったのですが、研修生となってからは思念体同士仲良くしているようです。

 

今回の体験はこのAちゃんとBちゃんに関する出来事です。

 

ラクルカードの意外な読み解き方

 

3月9日、土曜日の夕方のことです。
ふと、霊的存在とオラクルカードで通話してみよう! と思い立ちました。
黒鉄ちゃんやその他の方とのカード引き通話を試した後、Aちゃんをお相手としてカードを引いてみました。
特にテーマは設けず、漠然と「何か伝えたいことある?」という設問を念頭にカードを混ぜ、1枚引きします。

 

出たカードはこちら。

 

ウィズダムオブザヒドゥンレルムズオラクルカード

 

白鳥の女王』正位置。


付属のガイドブックによれば意味合いは『変身、直感、忍耐』、解説文を抜粋すると『自分の内側に入って、直感に答えを求めてください』……など。私はこのオラクルカードの解釈が骨身に染みるほど触れてはいないので、解釈にはこのガイドブックが手放せません。

が。

Aちゃんが今伝えたいこと、これじゃないな? こういう啓示めいたメッセージではないな?

私はそう直感しました。


きっと、意味があるのは『白鳥』の部分。

ブログでも散々明言してきていますが、私は新潟県在住です。
そして新潟において白鳥はあるものの象徴として結びついている。

白鳥……スワン…………新潟スタジアムことビッグスワンスタジアム…………白鳥座β星アルビレオ…………。

そう! 地元サッカーチーム『アルビレックス新潟』です!!

 

3月9日土曜日とはまさしく2024年J1リーグ第3節、アルビレックス新潟VS名古屋グランパスの試合日

まさかAちゃん……ビッグスワンまで移動してサッカーの試合を観戦してきたのでは??

 

ここまででは霊視(視えてはいないけど)により得られた情報なのか脳内で完結する連想ゲームなのか判断がつきません。
なのでここから更にダウジングを介してAちゃんに質問してみました。「ビッグスワンでサッカーの試合を観てきたと言いたいの?」と。
答えはYES
直感が合っていたらしく、ちょっとはカードリーディングの経験を積めたかな? という喜びが一つ。そして、そもそもオラクルカードを介してこういう情報を得られるんだ!? という驚きも一つ。それ……アリなの!?

 

元々の創作キャラクターとしての設定においても、Aちゃんはスポーツ、とりわけサッカーは見るのもやるのも好きということになっています。思念体としての彼女もその基本設定に従って三次元世界のサッカーに興味を持ったのかな、と解釈すると納得です。
ちゃんとオレンジのユニフォームTシャツを着て(彼女たちは自分の好きな服装に自由に着替えられます)アルビレックス新潟を応援したそうですよ。ハレの場を楽しんでいますね!


同行者は居たかと尋ねると「Bちゃんと行った」とのこと。Bちゃんもユニフォームを着て応援した感じ? と聞くとペンデュラムはNOの動きに。
Bちゃんは元々物静かというか、スポーツ観戦の場で騒ぐようなタイプではない設定です。なのでそこも納得した……のですが。
どうにも性格の違いだけではない、もっと確固たる意志の存在を感じたので、ここから質問相手をBちゃんに変えてダウジングを続けました。


Bちゃん曰く「サッカー観戦そのものは嫌々付き合ったのではなく楽しんだ。でもアルビレックス新潟名古屋グランパスも応援していない」とのこと。
まぁ元々スポーツに興味のあるタイプではない(という設定)からなぁと思いつつ、もう一つの可能性を視野に入れて更に質問しました。
「それは他に応援しているチームがあるから?」の質問にYESの答えが。それは何処かと問うと「京都サンガFC」と。

 

AちゃんもBちゃんも違う世界の日本の住人なので、それに付随して日本のどこら辺出身かという設定も用意されています。
Aちゃんは『山梨県内の架空の町』、Bちゃんは『京都市です。
出身地のチームを推す。筋が通っていますね。

 

でも、それを言うなら。山梨県にもプロサッカーチームありますよね? ヴァンフォーレ甲府です。
Aちゃんはヴァンフォーレ甲府ではなくアルビレックス新潟のサポーターなのか? 甲府市民ではないから? 設定上の出身地よりも、今(新潟県民である私にくっついて)実際、新潟に住んでいることを重視してくれている?


そういう疑問が湧いたのでAちゃんにこのあたりの質問もしてみました。それによれば「サッカーで一番応援したいのはヴァンフォーレ甲府新潟と甲府が試合するなら甲府を応援する」と。

 

なるほどなるほど。でもAちゃんは新潟『も』応援し、Bちゃんは応援してくれないんだ? と思いながら今年度のJリーグの編成を調べてみました。
新潟と京都はJ1。そして甲府はJ2。
新潟が勝っても負けてもJ2である甲府の成績には影響しないけれど、京都とは同じリーグでサバイバルし合う間柄。

 

――オラクルカードの件以上に、個人的にはここでビビりました。

 

私は正直、スポーツに興味がありません。ですが地元への愛着の一環として新潟のチームと日本代表のチーム(あるいは選手)への応援の気持ちはほんのり持っています。勝ったというニュースを見聞きすると何だか嬉しい、程度には。
そんなレベルなので、新潟が昨年・今年とJ1所属なのは承知していましたが、それ以外のチームに関してはどこがJ1でJ2なのかなど全く知らなかったのです。
でもAちゃんたちは私が知らなかった知識を前提に、筋道の通った考えで応援する・しないを決めている

 

Aちゃんたちは確かに私の空想から生まれた存在です。でも今は、私とは独立した考えと知識を持ち行動している。肉体はなくても、一人の人間として活動している。
それを思い知らされるカードリーディングとなりました。

 

人工思念体の移動ルール

 

ちなみにこの日は同じ時間、甲府もホームスタジアムで試合があったんですよね。そっちが本命なら応援しに行かない理由は? と尋ねたら「ツテがないので行けない」と返されました。
Aちゃんは全世界どこにでも飛んでいけるのではなく、私の『行動ログ』を手掛かりにしないと移動できないそうなんです。もっと霊的存在として成長すればどこでも一人で行けるようになれるらしいんですが。

 

ビッグスワンスタジアムなら、私はそこでアルビレックス新潟の試合を観戦したことも、チラシ配りのアルバイトをしたことがあります。その行動ログを辿って飛んでいけるそうなんです。その場所に深い思い入れがなくても、何なら行ったことすら忘れていても、行ったという事実があることが重要らしいです。
実際私が足を付けた場所にしか存在できない……までの厳しさではなく、そこを含むひとかたまりの空間に入った=行ったとみなされ、その空間の中は自由に動けるそうです。
スタジアムを例にとると、私は選手ではないので当然観客席にしか、しかもその中の一席分にしか足を運ばなかった訳ですが、ビッグスワンスタジアム全体に『行ったことがある』と判定され、Aちゃんはどの観客席にも、更に言えばピッチにも入り込めるらしいです。
そして甲府JITリサイクルインクスタジアムは行ったことがない、それどころかこの記事を書くために検索するまで存在すら知らなかった場所です。だから自力でそこまで移動する手段がない、と。

 

これは自力で移動する場合の話で、他の霊的存在さんに連れて行ってさえもらえればどこでも行けます
例えば黒鉄ちゃん。彼は地球上のどこにでも、異世界にも行けるので、彼に乗せていってもらえれば甲府のスタジアムだって楽勝な訳です。でもサッカー観戦のために頼むことはできない、とのこと。
どうやら、単に気が引けるというより(黒鉄ちゃんも後輩を育てるのに忙しいので)、黒鉄ちゃん側にメリットがない=エネルギーの循環が釣り合わない、それを埋め合わせる対価が払えないので頼めない、というのが正確らしいです。黒鉄ちゃん自体は送迎していいと言っていますが、何かしらの不可視世界のルールに抵触するらしいです。
仮に黒鉄ちゃんが甲府のスタジアムに行くべき理由があり、そのついでに連れて行ってもらう……という形ならギリギリOKだそうですが、そうではないのでね。
前述の谷川岳は黒鉄ちゃんに連れて行ってもらっているようですが、これは黒鉄ちゃんもその場に用がある(山の気を食事とする、神様や精霊さんの手助けをする)のでOKとのことです。

 

チャネリング用MPの枯渇


この後、今度はBちゃんを相手にオラクルカードリーディングをしましたが(カードは天秤の番人正位置、Bちゃんの新潟にも名古屋にも肩入れしないという気持ちの表れみたいです)、その後何だか頭がぼんやりしてきました。思考にベールがかかるような、ギアが落ちたような、単なる疲れとも違う重さ。


これはダウジングをやりすぎた時にも起きる感覚です。質問相手が『高い』『強い』『大きい』『遠い』ほど感じやすくなる。


Bちゃん相手のカードを引いた時点で、私は休みなしで(合間合間にダウジングを挟んで)オラクルカードを5連続で引いていた状態でした。やりすぎたかな? と思うと、ふと頭を『MPの使いすぎ』というワードがよぎりました。Bちゃんが警告のためにそう囁いたそうでした。


ダウジングにしろカードリーディングにしろ、霊的存在の意志を汲み取ろうとするとMPを使うんですねぇ。
私はゲーム脳なのでMPと表現しますが、つまりは霊的存在とのコミュニケーションに使えるエネルギーの総量(使ったエネルギー量)です。


この感覚はMP切れなのか。覚えておこう。


そう思いつつこの場でのカードリーディングを終えました。

 

 

 

締めの余談です。
自律思考する人工の霊的存在としてAちゃんたちを『タルパ』と呼び表していますが、私は必ずしも彼女たちに生涯、脳内仮想人格として寄り添っていてほしいとは望んでいません。
自然界の精霊のような存在になりたいと望むならそれも良し。神様仏様などの眷属になりたいと望むならそれも良し(人工霊体を眷属として採用しても良いと仰る神仏がおられるかは存じませんが……)。独立性を得たのならば、独立した個人として好きに生きてほしいと思います。
当然、自由意思で生涯一緒に居てくれるのならそれはとても嬉しいですけれど、ね。