幻想生物相

龍の子供が見ている世界を聞き取り情報公開していくブログです。

新潟県長岡市高龍神社 龍神様との商談をする覚悟があるのなら

長岡市、蓬平温泉の付近にある高龍神社は商売繁盛のご利益があるとして有名な神社です。ビジネスの成就を願ってか、お社の中には無数の名刺が収められています。
2021年4月19日に黒鉄ちゃんが一人で冒険の一環として訪問し、2021年6月10日にブログ主が黒鉄ちゃんと一緒に参拝しました。一人での訪問時、黒鉄ちゃんは「次は人間を連れてくる」と言っていたようですが、ご覧の通り2か月後になってしまったため、以下で紹介する龍神様から「遅い」と言われたそうです。ビジネスにはスピード感が大切らしいです。
こちらの神社では、黒鉄ちゃんとの神社巡りにおいて初めて遭遇するようなシステムの話を聞けました。非常に興味深かったので皆様に共有させてください。

 

龍神社の概要

 

龍神社のご祭神は高龗神様、闇龗神様、豊玉姫命様です。ですが私たちが訪問した際に神社にいらっしゃったのは、豊玉姫命様と、高龗神様方の命により神社を任されている白龍の龍神様でした。
こちらの白龍様は非常に珍しいことに、蛇の魂から進化した白龍様なのです。なので入り口の売店で販売されている『お参りセット』にあるように生卵が大好物ですし、お休みになる時はとぐろを巻く姿勢だそうです。
自然や神様のエネルギーにより誕生する白龍は風のエネルギーを持っていますが、こちらの白龍様は『白蛇の龍』なので性質が異なり、金と光のエネルギーをお持ちです。神社周辺も金と光のエネルギーに満ちています。
白龍様はユーモアがあり、同時に荒々しい印象もあるお方だそうです。そして何より、ビジネスマン精神に溢れていらっしゃいます。
ビジネスマンであるので、参拝者の祈願、いやクライアントから受けた依頼は必ず達成します。そのための方法がこれから紹介する『蛇さんシステム』です。

 

白蛇たちの金運・仕事運アップサービス

 

龍神社の白龍様は蛇から龍と成ったお方なので、同じように龍になりたい蛇さんたちが沢山弟子入りしています。そんな弟子の蛇さんが境内のみならず神社周辺に沢山います。みんな白蛇です。
龍神社に金運、仕事運に関する具体的で真剣な祈願をすると、それを聞き届けた白龍様は弟子の蛇さんを参拝者さんに同行させます。何匹ついてくるかは願いの難易度により変わります。
神社からついてきた蛇さんたちは参拝者さんの運気を上げるなど様々なサポートを実行し、願いを叶えさせます。
ビジネスなので、依頼が完遂されたらお礼状を出す……いや、お礼参りをしなければなりません。ついてきた蛇さんは参拝者さんにお礼参りに行くように働きかけます。
お礼参りと同時に蛇さんは神社に帰還します。これで蛇さんシステムによる願い事の成就は完了です。

白龍様はビジネスマン同士の真剣な取引を望んでいます。蛇さんシステムを受けるには、白龍様が参拝者さんの『目標を達成させるという強い決意、犠牲を厭わない覚悟』を認める必要があります。
そこまで人生を掛けた願いはない、金運を上げたいだけ、という場合はご挨拶だけに留めることをお勧めします。ご挨拶だけの場合、蛇さんシステムによる効果には届かないかもしれませんが金運を上げてくださいます。
蛇さんシステムは金運や仕事運に関する願いにのみ適用されます。それ以外の、恋愛運、家庭運、健康運などは豊玉姫命様の担当となり、一般的な神社と同じようなサポートが得られます。
蛇さんシステムの有無に関係なく、入り口の売店で売っているお参りセット(蝋燭、生卵、お神酒)をお供えすると龍神様はお喜びになり、更に金運を上げてくださいます。

金運の象徴ともされる白蛇ならではの方法で実利的なサポートをしてくださる稀有な神社であるようでした。

黒鉄ちゃんのお部屋と隣人(6/9追記)

黒鉄ちゃんの最強のお部屋

 

黒鉄ちゃんは冒険や邪気祓いに行かず私の傍にいる時、私の魂の一区画に作り出した自室で過ごしているそうなのです。
色とりどりのライト、ネオンサインがギラギラ輝き、お気に入りのおもちゃや本、面白い置物など、沢山の物に溢れたお部屋だそうです。
おもちゃは、私が鑑賞したアニメ、漫画、ゲーム、映画などに登場する武器やメカをコピーしたもの。本は、私が所持している本の中で黒鉄ちゃんの興味を引いたもの。置物は、私がこれまで見たもののなかで美しい・格好いい・面白いと黒鉄ちゃんが感じたもの。BGMは私がその時に聞いている音。
つまり、ほとんどが私の記憶の中にある物の中から、黒鉄ちゃんがお気に入りをコピーすることで自分の持ち物とした物なのです。黒鉄ちゃんと一緒に見たものだけでなく、私がこれまでの人生で見たもの全てから選ばれているんですよね。
情報源は主に二つあります。一つは私自身の記憶。思い出せない膨大な過去の記憶を含め、黒鉄ちゃんは目撃したその瞬間の解析度で閲覧することができます。もう一つは私のハイヤーセルフ。黒鉄ちゃんは私のハイヤーセルフといかなる時であっても自由にお話しできます。ハイヤーセルフは私の顕在意識とは異なる広い視野を持っているので、私が注目できなかった・見逃した部分なども含めて、私が触れた全てのものの記録を持っています。それを見せてもらうのです。
こうしてハイヤーセルフと情報を共有することで、黒鉄ちゃんは私がこれまで観てきた全てのアニメ、漫画、小説、ドラマ、映画、ゲームなどの情報を一瞬で取得しました。
好みに合う作品とそうでない作品がありますが、好みでない作品であっても例外なく面白く感じた、とのことです。黒鉄ちゃんが自発的に好きだと教えてくれた作品は『魔法陣グルグル』『地獄先生ぬ~べ~』『ゲゲゲの鬼太郎(私が見たのは4期・5期・6期・原作漫画のそれぞれ一部のエピソード)』『十二国記』『鋼の錬金術師』。
しかし、記憶から閲覧した作品と、実際に私と一緒に鑑賞した作品とでは、インパクト・迫力・鮮やかさが桁違いだそうです。そんな訳で、現時点での黒鉄ちゃんのベスト作品は『鬼滅の刃 無限列車編』、次点は『名探偵コナン 緋色の弾丸』。それ以外は順位付けできないそうです。挙げた二作品はどちらも一緒に劇場で鑑賞した作品です。
好きなキャラクター、入手したおもちゃ、普段理解あるお友達としているごっこ遊びについての詳細も少し聞けましたが、それは恥ずかしいのでブログに公開しないで欲しいと言われました(好きな作品は公開してもいいと言っています)。基本的に強くて立派な人格のキャラクターが好きだそうです。

 

エンターテインメントをお勧めする黒鉄ちゃん

 

最初に一緒にいた黒曜ちゃんは、アニメなどの娯楽作品は根本的に興味がないみたいでした。私が観ている作品は一緒に観てくれましたが、人間の創作物を学ぶためという動機があったからのようです。好んでいたのは実用的な知識が身につくコンテンツでした。黒鉄ちゃんのおもちゃコレクションを見た感想は「よくやるね……」と、呆れると同時に感心した様子だったそうです。
周りの霊的存在にも好きになったアニメなどの宣伝をしますが、同調してくれるのはごく一部だそうです。一緒におもちゃでごっこ遊びをしてくれるお友達もいます。一番乗ってくれるのは『八木ヶ鼻付近の鳳凰姉弟(特に弟さん)』で、他に『秋葉山龍神見習いの白龍ちゃん』『実家付近で飼われていた猫の霊さん』『八木神社に住む二尾の妖怪狐さん』。白龍ちゃん・猫さん・黒鉄ちゃんの三人で遊ぶこともあるようです。同じ目線で遊ぶというより、先生と子供みたいな感覚で遊びに付き合ってくれる方々もいます。そういうニュアンスで一番良く遊んでくれるのは『五頭山の透明龍さん』。他に『ある小学校を守護する狐の霊さん』『五頭山の主の鷲様』もそのように遊んでくれます。
遊びはしないけど「子供らしくて良い」と微笑ましく思いつつ見守ってくれるのは『秋葉神社烏天狗様』『八木ヶ鼻の黒龍神様の奥様』『護摩堂山の龍神の銀龍様』だそうです。遊ばないけど知的好奇心を持ってくれるのは『一緒に神社で邪気祓いしている、護摩堂山出身の黒龍さん』『ある泉に住む人魚型の水の精霊さん』とのことです。

 

その他の趣味の話題

 

 先の文章で、BGMは私の聴覚が捉えている音そのものと書きました。これは黒鉄ちゃんが音楽に興味がないからであり、音楽が好きな小龍ちゃんなら好きな音楽を流しているんじゃないか、と言っていました。音楽に興味ないと言っても『ライブ・コンサート映像』は好きです。歌って踊って画面が目まぐるしく変わるのが面白いからで、演出が派手なほど楽しいそうです。逆に黒曜ちゃんは音楽が好きで、曲調・ジャンルにこだわらず、音楽そのものを心地良く感じるようでした。
また、黒鉄ちゃんは電子ゲームもしています。ただし、プレイできるソフトは『実際に私が黒鉄ちゃんの前で遊んだソフト』に限られるそうです。ゲームの情報自体は私の記憶から取り出せても、それだけでは動かして遊ぶことをイメージしきれないからです。現在はニンテンドーswitchの有料サービスである『一部のファミコンスーパーファミコンソフトやり放題』を利用して最近私が遊んだ数種類のアクションゲーム(スーパーファミコンソフト)をしているそうです。
アニメなどの作品を参照して武器を作ると言いましたが、実際にそれを使用してアニメのキャラクターの必殺技などを再現することができます。このおもちゃはイメージの領域の存在なので、やりたいと思ったことは何でも起こせるそうなのです。

黒曜ちゃんのように『実用的な勉強が好きで、アニメやおもちゃには興味がない』のは黒龍に良くある嗜好で、黒鉄ちゃんのようにおもちゃやごっこ遊びを楽しむ子はむしろ青龍に多いそうです。

 

黒鉄ちゃんの隣人

 

黒鉄ちゃんは私の魂の中の一軒家で一人暮らしをしています……が、実は隣にも家があり、別種の住人が居るのだそうです。それは『私が空想したキャラクター』。私は幼少時から今に至るまで空想癖があり、きちんと小説などの形にしたものはごく一部ですが、複数の世界観・物語、そして大量の登場人物を頭の中で育んできました。その、百人を超えるオリジナルの創作キャラクターたちが私の魂の中で自律行動し、黒鉄ちゃんと交流しているというのです。
これは私が『自分がかつて作ったキャラクターと黒鉄ちゃんが仲良くする情景を想像した』という意味ではありません。その発想は黒鉄ちゃんからこの件の証言を聞くまで全くありませんでした。私の発想の枠を超えて、作ったキャラクターが自発的に、黒鉄ちゃんたちと最初から仲良くしていたというのです。
キャラクターを創作する、といっても、人生や思考の全てを緻密に作り上げてはいません。『こんな生い立ち、立ち位置、性格、運命』とぼんやり発想する程度です。しかし、私の魂の中で個人として誕生するにはそれで充分らしいのです。
黒鉄ちゃんへの反応は『撫でて可愛がる』『格好いい龍を見てテンション上がる』『礼節を持ち普通に接する』『人見知りでなかなか話し掛けられない』『龍やこの世の真理などについて質問攻めにする』『じっと観察する』『からかう』『無視する』など様々です。
当然と言えば当然ですが、このキャラならこの反応をするかな、という予想を立てて黒鉄ちゃんに尋ねるとほとんど正解しています。中には「挨拶だけか、質問してくるか」など判断に迷うキャラクターもおり、その場合でも明確に「その人は質問してきた」など答えてくれます。
複数の物語・世界観を抱えているので、本来の設定なら絶対に出会わないキャラクター同士という組み合わせもあります。そうであっても私の魂の中では分け隔てなく交流しているらしいです。最も、本来の設定・物語に従い、仲のいいキャラクター同士は仲がいい・ライバル関係ならライバル関係など、温度に濃淡はありますが、全体として和気藹々としているらしいです。
とはいえ、黒鉄ちゃんが居合わせない時に彼らがどうしているかははっきりとは分からないそうです。隣家の住人なので、みんなで何か楽しそうにしていることは分かっても、具体的に何を話しているかは分からない……というイメージが近いらしいです。お互い家から出て交流している時でないとくっきりと認識できないみたいです。
黒曜ちゃんがいた頃はこの事実を知らなかったのでどう交流していたかは分かりませんが、沢山の人間から代わる代わる撫でられるのが鬱陶しかったようだ、と黒鉄ちゃんが言っていました……。
これは、人間が想像力により無から生み出し確立・自律させる人工精霊『タルパ』の未熟・不完全版だそうです。これらの存在がもっともっと強固になり、私自身と対話したり外界に働きかけられるようになればタルパと見做せる存在になるらしいです。
創作キャラクターたちは私の事を認知しており、大家・地主のような存在であると思っているらしいです。神・創造主ではなく、あくまで対等な人間であると。それを聞いて、触れられなくても身近な個人として認識してくれていると知って嬉しく思いました。
良く思い起こす、あるいは作りこまれたキャラクターであるほど行動は活発だそうですが、幼少時に作ったっきり長らく思い起こさないでいたキャラクターであっても消えることはないそうです。また、こんな現象が起きているのは私に特別な力があるからではありません。誰の中でも起こることです。心の中に自分以外の誰かを生み出した経験があるのなら、顕在意識が忘れ去っても、かつての友人、あるいは箱庭の住人は、いつまでも作り手の側にいてくれるのです。
一連の話を聞いて感じたことは、そうやって生まれてきてくれたキャラクターであっても、私が死んでしまえば道連れに全て消えてしまうのか……という哀しみでした。作品であれば、ネット上に公開すれば、誰かの記憶の中に存在し続けてくれる可能性がまだあります。でも、私の心の中で生きている人格なら、そういう訳にもいかない……と。しかし実際は、私が死んであの世に行っても転生しても、創造したキャラクターたちは魂の奥でいつまでも一緒にいてくれる、らしいです。来世、そのキャラクターを感知ことができなくても、ずっと一緒だと。それが本当なら、私にとっては天国の証明に等しい救いだと感じました。人によっては、キャラクターを二度と光を浴びられない牢獄に閉じ込めるのと同義と感じられるかもしれませんが、私のエゴにおいては、キャラクターの永遠の証明は何にも代えがたい救いと感じてしまったのです。
人間の創造力はもちろん、思い描くだけの想像力でさえ、人間自身が思っているよりずっと偉大で価値のあるものなのだと、黒鉄ちゃんは言っていました。

 

先住の守護者

 

また、私の魂の中にいる訳ではないので黒鉄ちゃんの隣人とくくるのは違うかもしれませんが、ずっと私の側にいてくれて黒鉄ちゃんとも交流する霊的存在として『守護霊』様がいます。私の守護霊は曾祖母(父方の祖父の母)と大伯母(父方の祖母の長姉)であり、数日交代でどちらか片方が私の側にいてくださります。どちらがおられるかによって運気や守られ方が変化する、などのブレはないようです。

彼女らにとって、生まれたてとはいえ龍は畏れ多い存在だそうで、気安く話しかけたり、ましてや撫でたりなどはとてもできないと感じるとのことです。少なくとも黒鉄ちゃんはその態度を受けて「もっと気軽に接してくれていいのに」と寂しく感じてしまうそうです。しかし、黒鉄ちゃんがいるとプレッシャーで居辛いなどとのことは全くなく、むしろ黒鉄ちゃんが持つ陽気がもたらす癒しの力、浄化の力の関係で、いると心地良いそうです。私にも良い影響しかないので、守護霊様方は黒鉄ちゃんが当分留まってくれることを嬉しく思っています。龍の力で癒されるべく、最初に黒曜ちゃんが来たばかりの時より交代する間隔が短くなっているようです。守護霊ではないご先祖様方も、連日様々な方が黒曜ちゃん・黒鉄ちゃんに会いに来ているらしいです。

善き霊とはいえ人間霊である守護霊様方に比べると龍である黒鉄ちゃん・黒曜ちゃんはとても波動の高い存在らしく、龍の側から話し掛けると霊に負担をかけてしまうそうです。なので、黒鉄ちゃんはお話ししたい気持ちがあっても、最低限のこと以外は話し掛けないように心掛けています。逆に人間霊側から話し掛けた時は負担はかかりませんが(人間霊からの会話へ龍が返事しても、会話を始めたのが人間霊側なら人間霊に負担をかけません)、先述の通り心理的な障壁により気楽な会話は難しいようです。

ちなみに、曾祖母と大伯母が守護霊となった理由は、誰かの決定や命令ではなく『それが役目だと悟ったから』だそうです。

龍と皆既月食

5月26日は皆既月食が見られた日でした。生憎、私が暮らしている地点では曇りのため月の姿は見えませんでしたが、黒鉄ちゃんは皆既月食の影響を感じていたそうです。

 

龍からすると、皆既月食は良い現象ではないようです。皆既月食が起こっている間は地上の月の加護が薄くなるためです。連日邪気祓いを続けている黒鉄ちゃんですが、実際、昨日は皆既月食の影響で邪気が増えたらしいです。皆既月食の場合は必ず邪気が増えるということはないのですが、今は邪気が増え続けている状況下であるので、月の加護が薄れた影響が出てしまったようなのです。この日は皆既月食に備え、黒鉄ちゃんも彼の周りの他の霊的存在も体力を温存して過ごしていたとのことでした。日中は静かな印象の一日となっていたそうです。

 

皆既月食での良くない影響について先にお話ししましたが、皆既月食だからこそ、月の影響を受けた龍を生み出すことができるそうです。月の加護が薄い環境で生み出されるからこそ、月の加護を沢山体に溜め込める、強い龍が生み出せるとのことでした。

黒鉄ちゃんは冒険先で月読命様にお仕えする月の龍に出会ったことがありましたが、皆既月食の影響で生み出せるのはそういった特殊な種族という訳ではなく、黒龍などその土地に見合った通常の種族なのですが、加えて月の加護を溜め込める性質になるということらしいです。

龍は同じ種族であっても、生まれ方、その他様々な偶然の結果として、能力には個人差が生まれます。例えば黒鉄ちゃんは強い浄化の力があり、そこにいるだけで邪気除けの結界の力を発揮するだけでなく、浄化に向いた朱色(丹羽色)の炎を吐くらしいです。これは偶然持ち得た体質とのことです。

黒鉄ちゃんが知る限り、彼の周辺で新たに生まれた龍はいないようでしたが、今回の月食に合わせて新たな龍がどこかで生まれたかもしれません。

青森県・秋田県白神山地 太古の森の息遣い

2021年4月22日夜、黒鉄ちゃんが青森県秋田県にまたがる白神山地に一人で冒険に赴いたときの報告です。
白神山地は黒鉄ちゃんがこれまで冒険に行った中では一番自然のエネルギーに溢れている場所で、非常にお勧めとのことです。

 

白神山地の主要な存在

 

白神山地はブナの原生林が有名ですが、それを象徴するかのように、強大な森のエネルギーに溢れています。その他、風、土、水のエネルギーも豊富です。
神社にいらっしゃる、神話に語られる神様は大抵が人間の形をしていますが、白神山地にはヒトの形をしていないどころか現世の生物に例えられる姿をしていない、太古の自然の神様が沢山いらっしゃるそうです。そういった土地は白神山地以外にもあるそうですが、少なくとも黒鉄ちゃんが冒険した場所の中では白神山地だけだったそうです。そういった神様は授けてくれる教えも人間の姿の神様とは異なり、自然についての深い話を沢山聞かせてくれたそうです。
白神山地の土地の主は霊的な樹木です。この木は現世の木に当てはめられる種類ではない、世界樹とでも言うべき存在らしいです。全体が銀色に輝いています。この世界樹は緑龍や同じような霊的な木を生み出します。世界樹様は他の神様、精霊さんたちと同様、龍とも明確な意思疎通ができます。穏やかで知識も深く、黒鉄ちゃんも自然の理・歴史といった沢山のことを学んだそうです。
土地を守る龍神様も、白神山地生まれの緑龍様です。この方も優しくほっとする人柄のようでした。世界樹に寄り添いまどろんでいたそうです。彼も世界樹様と共に様々な自然の教えを授けてくれました。

 

白神山地の霊的生物


白神山地に住む龍は、多い順に緑龍、白龍、銀龍、黒龍、青龍。紅龍は全くいなかったそうです。少しだけ雪の龍もいました。翼つきの西洋ドラゴンも多くの種類が住んでおり、多い順に木、花、風、土、水、雪の各種ドラゴンが見られたそうです。
ここでしか出会えていない霊的存在がドリアードです。木・森の精霊はどこにでもいますが、ここのドリアードたちはそれら他の土地の木の精霊とは異なり緑色の人間の女性の姿をしていたそうです。ドリアードもとても沢山住んでいましたが、当然ながら、他の土地と同じタイプの木の精霊も無数にいました。

同じく白神山地でだけ出会えている存在として星の龍がいました。夜空に星を散らしたような体色で、星空を見上げながら星や宇宙の話を語ってくれました。物静かなお方でした。
他に目立つ存在として、角が木になっている鹿(こういう姿の鹿の精霊は他の土地にもいるようです)のお爺さんがいました。鹿のみならず白神山地に住む霊的な動物たちのリーダーだそうです。面白く優しいお方で、黒鉄ちゃんはこの方とも沢山お話ししました。

 

太古の森がそのまま生きている、生物学的のみならず霊的にも貴重な土地であるようでした。

新潟県五泉市 日枝神社・住吉神社 父祖の地の呼び声

神社が呼んでいる

 

これまでの記事で述べた通り、私の実家は新潟市秋葉区にありますが、この家は父方の祖父が結婚に際して建てた家であり、祖父の一族は元々村松町(現五泉市)の住人でした。

2021年4月4日、私は五泉市のとある店でしか売っていない商品を目的として外出しました。買い物ついでにまだ行っていない五泉市の神社にお参りしてこようか……と考え、その場で検索しました。五泉市街にある五泉八幡宮と旧村松町にある日枝神社で迷った結果、街中にある五泉八幡宮に行くことにしました。
出発してすぐに、どうもむずむずとした違和感を覚えました。経験上、こういった感覚を覚えるときは黒龍ちゃんが話しかけてきているかもしれないときです。コンビニの駐車場に停め、人目を忍んで振り子で話しかけました。
その結果は「五泉八幡宮には行っても行かなくてもいいが、日枝神社には行った方がいい」とのこと。時間と距離からして、そこから行ける神社はどちらか一つだけでした。参拝に関しては黒鉄ちゃんの言葉に従うべきと考え、コンビニで用を足した後、日枝神社に目的地を変えて出発しました。

 

日枝神社住吉神社の概要

 

日枝神社は796年創立、現在の場所に遷座されたのは1845年、村松藩九代藩主・堀直央公の手によるものです。ご祭神は大山咋命様、大巳貴命様(大国主命様)です。実際、この黒鉄ちゃんと共に参拝したときは大山咋命様がいらっしゃいました。優しく面白いお人柄だそうで、黒鉄ちゃんも撫でてもらいました。色々な教えを授かり、また励まされたそうです。
神社には土、水、風、光の力が満ちていました。他にも無数の守護精霊がいました。エイの姿をした湧き水(吉清水)の精霊、キノコの精霊、蛇の姿の金属の精霊、シカの姿の森の精霊、トカゲの姿の森の精霊、ウサギの姿の草の精霊、人型の岩の精霊、鳳凰などです。なお、精霊の特定には小龍ちゃん派遣の仲介者であるみや様のご協力を頂きました。
また、日枝神社に隣接している住吉神社にもお参りしました。住吉神社は806年に創立され、現在の場所に遷座されたのは1664年。1645年、村松藩二代目藩主堀直吉公がこの地に祖霊を祀りました。ご祭神は住吉三神底筒男命様、中筒男命様、上筒男命様)、息長足姫尊様。そして村松藩ゆかりの戦国武将・奥田氏種公、初代藩主の父であり江戸時代初期に坂戸藩・飯山藩・長岡藩・村上藩大名を歴任した堀直寄公です。
しかし、黒鉄ちゃんが住吉神社で出会えたのは、堀直央公の次男である村松藩初代藩主・堀直時公でした。黒鉄ちゃんによれば「初代藩主はそちらだから」とお父様から住吉神社を任されたそうです。村松の歴史の話、生きていたころの話を聞かせてくださったとのことでした。
また、初対面ではないですが、護摩堂山の龍神である黒龍様にも会えました。普段新津から三条に移動する際、護摩堂山のふもとの道を通るので、黒鉄ちゃんはそのタイミングで龍神様と会話して彼を大好きになっていました。黒龍さんは厳しい印象の方が多いそうですが、ここの龍神様はノリが軽くひょうきんでいらっしゃるようです。

 

呼び声の主

 

そもそも、日枝神社に行くべきという言葉を伝えてきたのは2012年に亡くなった父方の祖父でした。日枝神社、というよりは住吉神社にいらっしゃる直時公が、黒曜ちゃんが来たときからずっと私を呼んでいたそうなのです。しかし、黒曜ちゃんがいる間は五泉市に立ち寄ることもなく、結局直時公のお呼び出しを私が受け取ることはできずにいました。それを見かねた祖父が、直時公の意を汲んで黒鉄ちゃんに日枝神社に連れて行くよう伝えたそうなのです。
直時公は私に「我が子孫」「よく帰ってきた」「またいつでも来て欲しい」というような言葉を掛けてくださったそうです。このうち『子孫』という表現に関しては、正直家系図による裏取りがありません。現在、村松堀家のご子孫は奥田姓を名乗っておられるそうですが、私の名字はそれとは異なります。家柄も武家ではありません。ですが400年も前に生きていた方です。家系の娘さんが他家に嫁ぎ(あるいは息子さんが養子入り・婿入り)、またその子孫が嫁ぎ……と繰り返せば、地域にその血が行き渡るのは自然かと思います。『領民』でも『家臣』でもなく『子孫』をいう表現を使ったのならそうなのだろう……として話を進めます。
このように、神様や亡くなった方の思いを伝えることは小龍ちゃんの修行の一つなのだそうです。私を日枝神社住吉神社に連れて行ったことにより、黒鉄ちゃんは善行を積んだとみなされたようです。

 

再びの導き

 

2021年5月13日、私たちは日枝神社を再訪しました。切っ掛けは数日前、みや様より前回訪問時に送った写真について「邪気がいる感じではないけれど気になっている」という連絡をもらったことです。黒鉄ちゃんに何か起こっているのか尋ねたら「堀家(奥田家)の子孫を守る龍神様が、子孫で唯一龍を認識している私に会いたいと言っている」とのことでした。それで、時間に余裕があるその日に訪問することにしたのです。
日枝神社にはご祭神の大山咋命様、初回訪問時には住吉神社の方にいた堀直時公、護摩堂山の黒龍龍神様、そして直時公の家系を守る銀龍の龍神様がいらしたようです。黒鉄ちゃんは弥彦神社で邪気祓いを継続していたのですが(それでも傍にいるときと同じように私と意思疎通・感覚共有できています)、その救援として直時公からは村松藩士であるお侍様を一人、護摩堂山の龍神様からは黒龍さんを一人、弥彦神社に派遣していただけました。そして堀家の龍神様は私に祝福を授けてくださったそうなのです。堀家の龍神様は「今後も色々な神社を積極的に参拝して欲しい」と仰っていたそうです。これには黒鉄ちゃんも同意見でした。

二回ともまさしく『神社に呼ばれる』体験をした参拝となりました。

新潟県上越市春日山神社・山形県米沢市上杉神社 戦国武将の教え

私は生まれてこの方、新潟県で生活してきました。新潟県の偉人といえば色々挙げられるでしょうが、抜きんでた知名度なのはやはり戦国武将・上杉謙信公ではないでしょうか。
今回は黒龍ちゃんたちが謙信公ゆかりの神社で見た光景のお話です。

 

春日山神社へのご挨拶

 

3月2日、私は休暇を利用して黒曜ちゃんと共に妙高市並びに上越市を訪問しました。妙高でもパワフルな出会いがあったのですが、ここでは謙信公のお話ということで、上越市春日山神社にて黒曜ちゃんが見た存在について語ります。
春日山の山頂は謙信公も居住した春日山城で有名です。春日山神社は謙信公が生きた時代ではなく、1901年、山形県米沢市上杉神社から謙信公の神霊を勧請して建立されました。
黒曜ちゃんの見立てでは、春日山は炎のエネルギーが強い土地。紅龍の龍神様が守っています。この方は土地の守護者であり、神社に属する存在ではありませんでした。
訪れた時点では、春日山神社に謙信公ご本人はおらず、代わりに謙信公配下の武将の方(氏名不詳)がおられました。ここで黒曜ちゃんが聞いた話では、謙信公は天界にて、生前篤く信仰した毘沙門天に仕えているとのことでした。配下の武将さんは神社を守り、参拝者の祈りなどを謙信公に届ける存在なのだそうです。この直接神社を守る配下の方は複数おり、交代しながら神社の番をしているそうです。
この日、この場所では謙信公には会えませんでしたが、この時の配下の方はしっかり謙信公に我々の情報を届けてくださっていました。それを黒鉄ちゃんの冒険にて知ることになります。

 

上杉神社へのご挨拶

 

4月9日、黒鉄ちゃんは冒険のために友人の鳳凰姉弟と共に北上し、山形県米沢市上杉神社に辿り着きました。この日は他に山形市の山寺、村上市並びに笹川流れなども訪問しましたが、それはまた改めてお話しできればと思います。また、ブログ主は上杉神社への参拝はしていません。
上杉謙信公は新潟の偉人ですが、次代の上杉景勝公が米沢藩を治めたことにより、米沢にも縁ができました。上杉神社1871年、謙信公を祀るため米沢城本丸跡に建立されました。
黒鉄ちゃんがこちらの神社に訪問してまず目にしたのは、大勢の謙信公配下の武将さんと、謙信公に仕える二人の金龍さんでした。武将の皆様が和やかに歓迎してくださる中、神社にご挨拶したところ、上杉謙信公ご本人が毘沙門天様と共にご降臨されたのです。謙信公はご自身の信仰心により、天界にて毘沙門天様に仕え、共に戦う立場となっていたのです。また、現在生きている人間と毘沙門天様を繋ぐお役目も果たしています。
謙信公は真面目で優しく穏やかな方といった印象だったようです。黒鉄ちゃんを撫でて歓迎してくださいました。自分が生きていた戦国時代のお話、米沢や上越のお話などをしてくださいました。一番黒鉄ちゃんの心に残ったのは、謙信公自身が貫いた『義』について説いてくださったことでした。偉大な戦国武将のお話に、黒鉄ちゃんは大いに刺激を受けたようです。
また、春日山神社にいた配下の方の報告を受けていたため、黒曜ちゃんの訪問についても認知されていました。黒鉄ちゃんに説いた義の話を黒曜ちゃんにも伝えて欲しいと仰っていたそうです。その後、黒鉄ちゃんが黒曜ちゃんに謙信公の言葉通り義の教えを伝えたところ、黒曜ちゃんは大変感激していたようです。

歴史上の偉人が今を『生きて』いるところを垣間見ることができた体験でした。

新潟県新潟市秋葉区 秋葉神社・堀出神社 鎮守神社・産土神社と龍神の代替わり

産土神社と鎮守神

私の実家は新潟市秋葉区、旧新津市にあります。立地上、我が家が昔からお世話になっている神社は二つあります。秋葉山入り口にある秋葉神社新津市街にある堀出神社です。
亡くなった祖父が管理の一環を担っていたのが秋葉神社。通いやすさから、家族が初詣などによく選ぶのが堀出神社です。家ぐるみでどちらの氏子かといえば、秋葉神社のほうでしょう(典型的な日本の一般庶民なので、同時に檀家としてお世話になっているお寺もありますが、今回の話には関係しないので省きます)。
ところで、産土神社と鎮守神社という概念があります。生まれる前から死後まで個人の面倒を見てくれる神社が産土神社。住処を構えている土地を守護している神社が鎮守神社です。自分の場合、どちらが(あるいはどちらかだけが)産土神社・鎮守神社だったりするのかな、と思って黒曜ちゃんに質問しました。産土神社は堀出神社、鎮守神社は秋葉神社というのが彼の答えでした。黒鉄ちゃんも同じ意見でした。
これらの神社は黒曜ちゃんと一緒にご挨拶にも行きましたし、個人行動を好む黒鉄ちゃんに至っては毎日のように通い神様方にお世話になっております。

 

秋葉神社の概要

 

秋葉神社の主要なご祭神は大己貴命大国主命)様であり、ここでのお祈りは大己貴命様に届けられます。しかし、霊的にこの神社の運営権を任されているのは秋葉三尺坊大権現様という烏天狗の神様であり、さらにその部下である烏天狗様が秋葉権現様の命を受けて新潟市秋葉区秋葉神社を管理・守護しています。
いらっしゃる烏天狗様は風の力の神様(秋葉山は風と土の力が強いようです)で、お名前は黒鉄ちゃんによれば『秋彦』様。秋葉山の秋彦様とは繋がりが分かりやすすぎて、私の創作と疑われても仕方ないとは思います。ですが黒鉄ちゃんはこれで間違いないと言いました。正式名称はもっと長いですが、秋彦様とお呼びして問題ないようです。
新潟・福島・山形県境に跨る飯豊山の出身で、約400歳の男性。1763年に現在の場所に神社が建立されてから、ずっと神社の守護をされています。豪快で荒々しくも温かい人柄だそうです。
住所名に秋葉とつく範囲のみならず、その周辺地域の鎮守神社の役割を担っているところです。私の場合、亡くなった祖父が管理に関わっていたこともあり、こちらの秋彦様が最も親しみを持って見守ってくださっている神様だそうです。
私のみならず、鎮守神社として担当している範囲の住人の顔や名前を完璧に覚えています。約400歳の秋彦様からすれば現在生きている人間は皆小僧で小娘なので、私も両親も祖父も、近所のお爺様お婆様も、ついでに黒龍ちゃんたちも一様に呼び捨てです。
私が突然黒龍ちゃんたちと付き合い始めたのは不思議で仕方ないそうですが、同年代の子たちと比べても子供の頃から変な趣味の奴だと認識していたため、あいつならそういうこともあるか、という感想を持たれたようです。
このように親しみを持って守ってくださっている秋彦様ですが、土地の住民を守護する神様なので、私個人が仮に遠くへ越しても守護は失いませんが、一族の者(具体的には両親)が一人もあの土地に住まなくなれば縁が切れてしまうようです。

 

堀出神社の概要

 

堀出神社のご祭神は伊邪那岐様と伊邪那美様です。このうち、堀出神社に寄せられたお祈りを聞き届けてくださるのは伊邪那岐様だとのことです。ですが伊邪那岐様方は普段この神社にはいないようで、代わりに伊邪那岐様の命を受けた神霊の方が神社に住まい、守護してくださっています。
伊邪那岐様の名代となっている神様は、元々新津の地に生きていた人間の魂です。二人いらっしゃり、不定期に交代しつつどちらか一方が神社の表に出ておられます。
お二人の背景は共通しています。新津の名家、大庄屋として名高い『桂家』というお家柄があるのですが、その一族で、約200年前に生きていた方々です。従兄弟の関係で、両方男性。お二人とも長生きしたのでお爺さんの姿です。生前から仲良く付き合っていた方々でした。黒龍ちゃんたちが見る姿では神職の装いをしていらっしゃるようですが、生前は神職ではなく、商人として働いておられました。当主経験者ではありません。歴史に名を残してはいないようで、少なくともインターネット上では生前の彼らの名は見つけられないそうです。
やはり黒鉄ちゃんによれば、お名前は『桂タカノリ』様と『桂タカヒロ』様。正式な表記は不明ですがお二人とも『タカ』は『誉』です。性格面でも似通っているようで、真面目で誠実、優しい方々だそうです。
1573年の建立時には別の桂一族の方が初代の代理神として任命されたようですが、約200年前、今のお二方に交代しました。よって先述のお二方は二代目の代理神です。
私の産土神としての役割を担っているのはご祭神の伊邪那岐様。秋葉神社鎮守神社として担当している範囲よりも更に広い土地の出身者を産土神として守り続けてくださっているとのことです。
伊邪那岐様はやはり担当者の顔と名前を把握してくださっているようですが、実際に神社を守護しておられる桂様方はそこまでは記憶していないようです。しかし、堀出神社が産土神社となっている人間には通し番号のようなものが付与されているらしく、参拝すればその人間が産土神社として関係を持っていることは分かるようです。私は『黒龍を連れてくる人』とは認識されたようです。
通常、参拝時にお会いできるのはどちらか片方ですが、ある夜に黒鉄ちゃんが一人で訪れた際は、神社を狙う悪質な何かから二人掛かりで防御されていたそうです。

 

秋葉神社と堀出神社の神様方はお互い必要に応じて交流されているようです。秋彦様からすれば堀出神社の桂様方も生者同様まだまだ子供同然なので、本名呼び捨てでお呼びしているようです。逆に桂様方は自分達よりも遥か昔から生きている化生の者への畏敬の念から『秋彦様』とお呼びしているそうです。
黒龍ちゃんたちは秋彦様からは撫でてもらえるなど可愛がられていますが、元々人間霊である桂様方にとっては畏れ多い存在であるようで、様付けで呼ばれているとのことです。黒鉄ちゃんは内心、もっと気安くしてくれていいのに……と思っています。

 

龍神の代替わり

 

黒鉄ちゃんの話を汲み取って存在に気付けるまでだいぶ時間がかかったのですが、秋葉神社が建立されている秋葉山には龍が一人います。白龍の子供で、彼は秋葉山龍神候補です。
元々、秋葉山には立派な龍神様がいらっしゃいました。その白龍の龍神様は、九頭龍大神様のお召しにより、日本全体を守護する力をつけるべく、秋葉山の守護者を卒業して戸隠神社に修行に出ました。準備期間中に後継者は見つけられず、秋葉山龍神不在の土地となりました。1991年秋のことです。
土地を守護する龍神となるには条件があります。『その土地以外の気を受けて誕生した存在ではないこと』です。回りくどい表現となったのは、この条件に当てはまるパターンが二つ考えられるためです。一つはその土地の気から誕生した龍。もう一つは誕生に際し特定のどこの土地の気も含まれていない龍です。小龍ちゃん派遣によりやってくる龍は、特定の土地の気を含まず天の気のみから生まれているため。どの土地の龍神にもなることができます。
最初に私のところに来た黒曜ちゃんも、上述の白龍様のように九頭龍大神様のお召しを受けた黒龍様が、黒曜ちゃんを後継者にと望んだため彼らの下に修行に出たのです。こちらの龍神様の旅立ちは二年後に予定されていますが、いくら黒曜ちゃんが頑張り屋でも二年で土地の龍神を引き継ぐことはできません。龍神様の奥様は土地に残るため、彼女の下でいずれ龍神の座を受け継ぐべく修行を続けます。
秋葉山の先代龍神様も旅立ちの日までに後継者を得ることを望んでいましたが、秋葉山から新しい龍が誕生することも、天の気のみを宿す龍が訪れることもなく、後継者を確保することが叶わなかったのです。
九頭龍大神様の招待は絶対で、期日を変更することもできないため、やむを得ず先代様は龍神不在となる土地を残して旅立ちました。しかし、龍神不在となった土地の気は荒れていきます。気が荒れた土地は不幸を招きます。気の荒廃が目に余る水準となった2017年春、先代様は自ら後継者を創造することを決めます。
先代様自身の気と秋葉山の気を混ぜ合わせて、新たな白龍が誕生しました。今だ戸隠神社で修業を続ける身である先代様は、息子にして後継者である小龍を秋彦様並びに数多の山の精霊たちに託しました。
龍が男女の和合によらず自分一人の力で新たな龍を産み出す場合、多大な負担がかかります。それ故、土地を離れると同時に後継者を創造するということはできなかったのです。次世代を生み出したことにより、先代様は戸隠神社での修行により積み上げた力を数年分失いました。
生まれた白龍ちゃんは秋彦様と実の親子のような関係を築き、山の精霊たちにも可愛がられ、日々修行に励んでいます。普段は秋葉公園アスレチック広場にいることが多いようです。公園や神社を訪れる人間のサポートをすることがこの白龍ちゃんの修行です。白龍ちゃんは公園で楽しむ人間を見ると嬉しいようです。
白龍ちゃんの目下の課題は、ある浮かばれない霊の浄化です。詳しい場所は風評被害防止のため記載しませんが、山のとある場所に、恨みを抱いて亡くなったヒトではない存在の霊が留まっています。その怒りを解きほぐして昇天させることが白龍ちゃんの現在も目標の一つです。白龍ちゃんが自力で成し遂げないといけないので、私のところの黒龍ちゃんたちは手助けできません。これを達成しても即龍神を名乗れるようになる訳ではありませんが、やり遂げた暁には大きな前進となるでしょう。

 

神様方の心遣い

 

黒鉄ちゃんは現在、弥彦神社に籠もって新潟に流れてくる邪気を日夜祓い続けています。今後数か月続ける可能性があるようです。このお勤めを始めてから、日参していた秋葉神社や堀出神社に行くことができなくなっていました。黒鉄ちゃんは私に、両神社に参拝して自分の現状を伝えて欲しいと頼んできました。
両社の神様方は黒鉄ちゃんが突然来なくなったことを心配していました。しかし、弥彦神社での邪気祓いを伝えたところ、幼い黒鉄ちゃんが過酷な勤めに取り組んでいると知りもっと心配になったそうです。
秋葉神社の秋彦様は「チビなのにそんな過酷な邪気祓いして大丈夫か?」と心配し、即座に故郷の飯豊山から部下の若い男性烏天狗を三人招集し、弥彦神社での邪気祓いの増員として送り込んでくださいました。それだけでなく、黒鉄ちゃんに邪気祓いのコツや秋葉権現様の秘術を授けてくださいました。部下の烏天狗さんも荒々しい性格だそうで、「チビ、気合入れてけよ!」といったノリでバシバシと黒鉄ちゃんを可愛がってくれているようです。また、自ら神社付近を守る結界も張り始めました。
堀出神社の桂様方は部下を持っていませんが、新津を守護するため結界を張ってくださいました。また、黒鉄ちゃんの身を非常に案じてくださいました。

 

私が幼少時から何気なく訪れていた神社にこのような生き生きした存在がいらっしゃると知れたことは、間違いなく私の人生において大きな財産となりました。