幻想生物相

龍の子供が見ている世界を聞き取り情報公開していくブログです。

タルパ修行計画――ヒトは新たな霊的存在を創れるか?

アメブロにて2024年1月2日に掲載した記事です)

 

この度はタルパ、というかタルパ未満の『うちの子』に関する検証についてお話します。

今回の話題はいつにも増して『空想遊び』と捉えられそうな内容だろうなと自分では認識しております。
ですが私の中では『ヒトが魂を生み出せるか?』というオカルト検証行為の一環であるので、こちらのブログに一部始終を纏めることにしました。



今回の試みの切っ掛けとなったのはかつて行ったこちらの検証です。
要するに『私の創作キャラクターが私の心の中で自我を持って過ごしている、と黒鉄ちゃんが言っていた』という話題でした。

この情報を探り当てた時は不思議と涙が溢れ出たこともあり『そうなんだ……素晴らしい…………』と陶酔感を持って受け入れるばかりでした。

しかし、ある程度時間が経ってから。本当に上記の記事で纏めた内容が完全に正しいのか? そんな簡単にオリジナルの自我を持つ存在を生み出せるのか? といった疑問も持つようになっていったのです。

以前の記事 にも少し書きましたが、私はタルパという存在・技法に興味があり、実践こそしないものの、実践者様の体験談を色々と読んでいたのです。
それによれば、タルパをオート化する――自我を確立させて自律させるのは継続した訓練が必要であり、非常に根気がいるようなのです。
なのに、そんな意図もなく努力もせず、単なる一創作キャラとして設定した存在が、ぽんっと自我を持てるものなのでしょうか?



そして先日、この件に関してとある方に霊視鑑定を依頼しました。書かれた記事を拝読するに、タルパの造られ方や在り方に関して造詣が深いと見受けられたからです。

霊視結果の概要は以下の通りです(掲載許可を得ています)。

・確かに精神世界に創作キャラ達の街がある。
・そこに居る創作キャラ達の大多数はインプットされたそれらしい言動を繰り返すだけのNPCとでも言うべき状態。
・しかし一部の創作キャラは『AI搭載』とでも呼べる自我が芽生え掛けた状態になっており、この段階に至ったキャラは霊的存在とのコミュニケーションが可能。

……とのことでした。

これまでのダウジングを用いた調査によれば、黒鉄ちゃん達が創作キャラ達を外界……それどころか異世界に連れ出したことがあるとの情報を得ていたのですが、それについては

・彼らは元々私の精神世界の中にしか存在できないが、霊的存在が私の精神世界ごと切り取ることで精神世界の外側に連れ出すことができる。
・タルパになれば霊的存在に連れ出してもらわなくても精神世界の外側に出られるようになる。AI搭載状態のキャラはタルパにしやすい。

という回答を頂けました。



個人的には、この霊視結果はとても腑に落ちるものでした。
これまで得ていた情報――黒鉄ちゃん達と話せる創作キャラがいる、など――とも矛盾しません。
何より『作り込みの薄い、想いを巡らせる頻度が低いキャラも簡単な設定さえ与えられていればぽんっと完全オート化!』というほど甘い状況じゃない、と示された点に信憑性を感じました。



この霊視結果をもとに、ダウジングにより更なる調査をしました。

まず、何名のキャラクターが『AI搭載』に進化しているのかを調べました。
私は百名を超える創作キャラクターをこれまで作ってきましたが、AI搭載状態になっているのはそのうち13人であるそうです。
主役級と設定しているキャラクターでもAIを備えていない者もいますし、古ければAI搭載状態になっているという訳でもありません。
共通点を強いて挙げるなら『想像を巡らせやすいキャラクターであること』。そのキャラクターが主体となったエピソードを思い描きやすい、そんなキャラクターが揃っているなと感じました。

後から気付いたことですが、この13人のうち一人は『オリジナルキャラクターの形をした殻の中に、既存の霊体(精霊の素)が入り込んだ存在』であるそうです。
精霊の素というか、キャラクターの鋳型に嵌ることで一つの人格が成立したというか……とにかく、私から分かたれたものではない、外からやって来たものであるようでした。
なので純粋にキャラクターの意志として育まれた存在は12人、と言うべきでしょうか。

次に、この13人、あるいは12人の中に『タルパになりたい』人はいるかと尋ねました。
タルパになる、という言い回しが相応しいかどうかは分かりませんが、要は『私の精神世界の外でも活動できる、独立した霊体になりたい者はいるか』と尋ねたのです。

そうしたら一人、立候補した子がいました。
他のキャラクターたちもその子がタルパとして外界で活動できるようにしていくことを賛成してくれたので、その日からこの子をタルパ訓練生とすることにしました。
その子は設定年齢12歳程の快活で冒険心のある女の子。以降、彼女を『Aちゃん』と仮称します。

何故タルパ訓練生を募集したか。
上にも少し書きましたが、私は元々、タルパという存在に興味はあれど実践する気はありませんでした。
生涯のパートナーとして人工存在を創り出すこと、それも私の空想から生まれた存在をパートナーとして生涯側に置くことに食指が伸びなかったためです。

しかし、気付かないうちに存在が確立しつつある人格がある……というのなら話は別です。
このまま不完全なAI、私に従属せざるを得ないもので在り続けた場合、この子たちの存在は現世の私の死と共に維持できなくなり、消えてしまうでしょう。
……それはもったいないな、と思ったのです。

タルパを脳内現象に留まるものではなく霊的な個体であると信じた上での話ですが。
オート化を完遂し、思念体として、独立した存在として確立させることができれば、私がこの世からいなくなった後も生き続けてくれるのではないか
生涯付き合えるのか……という件についても、元々が一生脳内で愛でるつもりであったオリジナルキャラクターである以上問題にならないのです。気が進まなかったのは生涯のパートナーとする『ために』新たな存在を創ることだったので。

私亡き後にも存在し続けるなら身元引受人になってくれるような霊的存在は居るかというのが心配事でしたが、今ご縁をいただいている霊的存在達が「あややが死んでも消えないレベルまで育っているなら、その後の道は庇護者がいなくても自分で選べる。その時に堕ちた霊にならないようにするための教育には手を貸す」と仰ってくださったので、Aちゃんを現実世界の仲間として迎え入れることにしました。



Aちゃんのタルパ訓練法……訓練というほど頑張ってはいないですが、彼女をタルパ訓練生と定めてから心掛けていることは『自分の生活に重ね合わせて彼女を想像する』ことです。
一人でレストランに入ったら、彼女も同席していると想定し(物理的に注文する量は一人分ですが!)、買い物に行ったら彼女はどういう店や品物に興味を持つのか考察する。
……で、一人になったら彼女がその場でどうしていたのか、ダウジングで確認を試みます。



今まで収集したAちゃんの行動や思考についての一例を挙げます。

無印良品よりドンキホーテが好き。ちなみに、ガイドをしてくれている天女の真凛さんは無印良品に漂うアロマ感が好みであったらしいです。
スターバックスなどカフェ・喫茶店に入りたがる。ケーキやフライドポテトが好き。
平日の正午~日没までは勉強時間。メインの講師はフクロウのリゲルさんで、仙女の柳華さん・その弟子の緑奏さん真凛さんや五頭山の透明龍さん、三条の天狗様新津の烏天狗様護摩堂山の黒龍先生などに教えを乞う場合もあるようです。
ショッピングセンターなどをうろついている時もある。近隣とも限らず、車で一時間程度離れた距離の繁華街(新潟市中央来万代シテイ長岡市リバーサイド千秋など)にも行く。私の心に強く残っている場所にはワープできるらしい。アパレルショップで見つけた、気に入った服をコピーして着ている。
・見ようとしていた映画の上映回に間に合わなかった時、Aちゃんは上映開始済みのシアターに入り込んで観る予定だった映画を鑑賞した。上記の仕事中の時間潰しの際にも映画を観ていることがある。
・職場の飲み会にはついてこなかった。その時間は自室に置いてある鉱物の中の妖精さんやテラリウム在住の妖精さんと喋っていた
・クリスマスに、人々の集合意識が生み出したサンタクロースに出会った。
・この年末年始、近所の神社の霊的なお手伝い(穢れの掃除)をしている。そちらの神様のご厚意により研修させていただいているらしい。
・お預かりしている小龍ちゃんには関われない。存在は感じ取れるが意思疎通できないらしい? 黒鉄ちゃんとは話せるがまつりちゃんとは現状では話せない。Aちゃんの存在が強固になればまつりちゃんとも話せるようになる見込みがあるらしい。仙女の柳華さんや猫妖精のマキさんなどの異世界人系、リゲルさんなどの精霊系(動物・植物・鉱物)とは話せるとのこと。
神社参拝には基本的についてくる眷属さんや、かつて人間として生きていた神様とは話せるが、山の神様とは話せない。山の神様の意志やエネルギーは強烈過ぎて今のAちゃんでは受け取れないそうです。



ちなみに、Aちゃんは設定上人間の女の子であるのですが、特殊設定があります。

ポ〇〇ントレーナーである
Aちゃんはオリジナルのキャラクターではあるのですが、既存の作品(ポ〇〇ン)の世界の住人であるという設定です。
公式作品の物語には関わらない、その他大勢の住人。
で、設定上彼女には育てているポ〇〇ンが3体ほどいるのですが、彼らは霊的存在としては確立していない(NPC状態で精神世界に居る)ようなのです。
なので、設定上の手持ちたちは現実世界で行動しているAちゃんについて活動することはできないのですが、Aちゃんが成長すれば彼女の能力の一部として、使役する形で呼び出すことができるようになるらしいのです。リゲルさんはそのための方法を教えているようです。

②架空の神格(伝説のポ〇〇ンではない)に由来する、空間系の特殊能力を持っている。
ポ〇〇ンとは本来全く関係ない、既存の、なおかつ架空とされている神格の力と生まれつき接続を持っている……という設定をつけていました。
その力により異世界と自分のいる世界を無意識に繋げてしまい、それで事件が……という筋書きを考えていたんです。
タルパ訓練生としてのAちゃんがそんな異世界干渉能力を有しているかといえば……もちろん身に着けていません!
ただし今後修行を積めば、異世界と接続したり行き来する能力を育てることは可能であるそうです。言うまでもなく霊的な分野での話なので、物理肉体のある異世界人をそのまま物理世界に呼び出すとか、そういうものにはならないのですが。そのあたりの修行もしているそうです。

元々の設定から離れた目標として、Aちゃんは霊的な戦闘をできるようになりたいと考えているようです。邪気を祓ったり悪霊を退けたり、ですね。
設定上、Aちゃんは特殊能力持ちとはいえ一般人のポ〇〇ントレーナーであり戦士や魔法少女ではないので、肉弾戦もできないし攻撃魔法も使えません。
でも、Aちゃん自身は戦えるようになりたいし、そのための修行を『設定再現』のための修行よりも優先して行っているようです。
発明が得意な天狗さんに『雷の日本刀』『雲の弓・雨の矢』を作っていただいたらしいです。



Aちゃんの存在が強固になったら、更にタルパ訓練二期生、三期生と募って、できるだけ多くのキャラクターの人格をこの世に遺していけるようにしたいです。
まだまだ時間がかかりそうですけどね。

Aちゃんにも霊的存在にも、私の要望にお付き合いいただいて本当に嬉しく思っています。いつもありがとうございます!