黒龍の子供たちに尋ねた、龍の種類の概要です。あくまで彼らに聞いた話を自分なりに纏めた情報のため、霊能力をお持ちの方などがご自身の感覚で確認している事実とは異なる可能性がございます。
《基本5種》
遭遇率が高い、個体数が多い種族です。彼らの性格面に関してはみや様のブログにて詳しく解説されています。
黒龍:大地の力を象徴する龍さんのようです。大地と繋がることによる安定感をもたらします。異世界の存在と繋がる力が強いようです。雷も扱えます。台風など激しい風雨を苦手とします。山が好きで、山には大抵いるようですが、どっしりした長大な山脈を特に好むような気がしています。
白龍:雲に近しい、風の力を象徴する龍さんのようです。雲、風、大気、空といった要素に結び付きます。彼らも山にいることが多い印象ですが、巨大な山脈に接続していない丘陵、風通しの良い高地を好むようです。離島も相性が良い傾向があるそうです。雷雲の要素を持つ個体は雷も操れます。精神の淀みを祓う力があるそうです。
紅龍:エネルギッシュな炎の力、太陽の力を象徴する龍さんのようです。火山、温泉など熱を発している地域にいる確率が高いように思えます。霊的な存在の言葉や映像を伝達する力が強いようです。
青龍:水、あるいは情報の流れを象徴する龍さんのようです。海や大河の付近に多くいます。高地でも水が美しい場所にいる場合があります。縁結びが得意で、雷を扱う力もあります。
緑龍:木、癒しの力を象徴する龍さんのようです。平地の森(高山は木が茂っていても黒龍さんなどが好む土地である場合が多いため)に多いようです。紅龍からは太陽の力、青龍からは雨の力を受け取れるため相性が良いようです。
《上位3種》
基本5種から変化する種族です。よって上記5種より数は少ないようで、全く見られない土地もありますが、場所によってはそこそこ多く生息しているケースも見受けられます。
金龍:物理現象としての光を象徴する龍さんのようです。長野県戸隠神社には多く住んでいるようです。人間を守護する場合、経営者やスポーツ選手など、自分の力で道を切り開く仕事の方につきやすい傾向があるようです。
銀龍:生命力を象徴する龍さんのようです。現時点では際立って多く集まる土地は発見できていませんが、龍が沢山集うような土地ではそこそこの数が見られるようです。人間を守護する場合、学者や芸能人など、知性・芸術・美に関わる仕事をしている方につきやすい傾向があるようです。
透明龍:精神的な光を象徴する龍さんのようです。非常に数が少なく、今のところ片手に収まる程度の数しか出会えていません。山形県羽黒山の龍神様が透明龍です。龍神様ではありませんが岩手県北上山地にも1名住んでいます。新潟県五頭山を住処にしている個体も1名います。
《希少種》
非常に限定的な場所でのみ見られる種族です。
雪(氷)の龍:万年雪が覆う土地にしか住めないようです。しかし冬季は降雪に伴い活動範囲が増えるようです。白いですがたてがみが長く真っ白などの点で白龍と区別できるようです。長野県上高地では龍神様が雪の龍であり、それ以外にも一般の雪の龍がいます。東北地方奥羽山脈には多く住んでいるようです。秋田・青森県境白神山地にも少しいます。
雷の龍:体色は黒と金、そこに黄色・薄紫・赤・白など個体により異なる雷光を纏っています。現時点で黒鉄ちゃんが出会ったのは長野県戸隠神社に住む個体や、鎌倉の大仏(阿弥陀如来様)に仕え、横浜ランドマークタワーを守護する個体などがいます。生息地以外にも雷の鳴る日に現れる場合があります。大多数は普段、空の上で雷が地上に害をもたらさないよう管理しています。普通は特定の土地ではなく天から生まれます。
闇の龍:黒龍以上に全身くまなく真っ黒な龍。闇=悪ではなく、自然の構成元素である闇の力です。現時点では戸隠神社でしか出会えていません。
鋼(もしくは五行の金、金属)の龍:銀龍とはまた違う色合いのメタリックな銀色の体です。戸隠神社の他、秋田・岩手県境八幡平にも少数住んでいます。新潟県三条市三条八幡宮にて2021年夏至生まれの個体が育っています。守りの力に長け、金属に祝福(幸運を招く、邪気を祓う、結界の起点となる、癒しの力を付与するなど多様な効果が選べます)を与えることができます。
磁力の龍:ゼロ磁場の土地と言われる長野県分杭峠で黒鉄ちゃんが出会いました。磁場のせいか黒鉄ちゃんはしっかり周囲を観測できなかったようで、姿を捉えられなかったようです。
紫龍:愛、夢、霊界などの力を持つ龍。地上では出会えていませんが、黒鉄ちゃんは私の下に来る前、天の世界で目撃したそうです。聖職者を守護することが多いようで、特定の神社の宮司さんやお寺の住職さんを代々守護する個体がいます。刑務所を守護して受刑者に愛をもって寄り添うことを使命とする個体もいます。病院は幼い紫龍の修行の場になるようです。恐山で多く生まれ、沖縄の御嶽各所でも生まれやすいようです。弥彦神社に所属し、霊界との扉を管理する個体がいます。
月の龍:淡いクリーム色の龍。山形県月山の神社にて月読命様に仕えている個体がいます。月と地球を繋ぎ、月の力を地球に届ける役目を持つ種族です。
太陽の龍:白く眩しい光に覆われています。山形・秋田県境の鳥海山にいました。太陽の力を地上に正しく巡らせる役目を持つ種族です。
星の龍:星をちりばめた夜空のような体色の龍。秋田・青森県境白神山地にいました。宇宙のどこへでも行けて、どんな星にも住める種族です。星の光を凝縮した龍の卵から生まれることがあります。
霧の龍:青白い龍。黒鉄ちゃんは直接会ったことはないですが、北海道・道東の映像を観た時、霧が立ち込める沖合や湿原で姿を確認しました。霧が立ち込める天候の際、新潟県の街中でも発見できました。
風の龍:薄緑色や薄紫色などの体に風を纏う龍。風、嵐などの天候を管理します。大多数は空の上で仕事をしています。普通は特定の土地ではなく天から生まれます。風の強い日、台風シーズンなどは地上でも見かける可能性があります。台風や強風で力を増します。黒鉄ちゃんは戸隠神社で出会った地上を旅する個体と親しくなりました。
宇宙の龍:夜空色の個体や星を凝縮したような銀色の個体もおり、色は一定ではありません。成層圏付近を飛ぶ飛行機の窓の外の映像に映っていました。隕石そのものから生まれる場合もあります。
水の龍:青龍に近く体色も青系ですが、水に特化した性質を持ちます。美しい水そのもの、あるいは水の力を宿したものから生まれます。水を纏っている個体もいます。沖縄に沢山いるほか、京都の貴船神社付近で良く生まれるそうです。
海の龍:青龍に近いですが海の総合的な力を含んでいます。色は青、緑、白などです。アジア各地の海に住みます。
花の龍:花の力を宿した龍。黒鉄ちゃんが見る限り、東洋龍の花の龍は珍しいようです。ピンク、赤、白など様々な色の個体がいます。
宝石の龍:下記の『白黒龍』と重複する概念です。様々な鉱石の力を色濃く継いで生まれる龍で、その石の色がそのまま体色になっているケースが多いです。水晶龍、翡翠龍(糸魚川で生まれ、緑翡翠だけでなく白翡翠、ラベンダー翡翠の個体もいます)、ラピスラズリ龍、琥珀龍といった種類を発見しています。
黄龍:黄色い体色、光の力を持つ龍です。金龍や雷龍とは別タイプで、黒鉄ちゃんが見る限りは珍しい種らしいです。
《複合種・亜種》
上述の複数種の特徴を併せ持ち、独自の力を持っている種族と、上述の種族のどれかに含まれますが珍しい特色を持つ個体です。
白黒龍:大地と風の力を持ちますが、どちらかと言えば黒龍寄りです。浄化の力が際立っています。象徴は『宝石』ですが厳密には個体ごとに象徴が異なり、新潟県加茂市加茂山の龍神様の片割れは『翡翠』、我が家に来た黒龍ちゃん達の同期にいた小龍ちゃんは『水晶』の龍だそうです。
赤黒龍:大地と炎の力を持ちますが、こちらも黒龍寄りです。象徴は『マグマ』。新潟・長野県境苗場山で黒鉄ちゃんが出会いました。
赤青龍:火と水の力を持ちますが、どちらかと言えば青龍寄りです。象徴は『温泉』『水蒸気(気体の水)』。海沿いの温泉にいるようで、黒鉄ちゃんは新潟県村上市瀬波温泉、山形県鶴岡市あつみ温泉で出会いました。
雪解け水の龍:青龍と雪の龍の特徴を併せ持ちますが、雪の龍に近いです。象徴は『雪解け水』『地下水』。札幌を守護している個体がいます。
温もりの龍:紅龍の一個体ですが炎と言うより熱・温もりの力を持つ個体です。赤とピンクの体色をしています。
青緑龍:水と森・植物の力を持ちますが緑龍寄りです。雨、泉、湧き水を象徴し、水や緑の力による癒しをもたらします。五頭山で生まれた個体がいます。